内容説明
83歳現役!地図歩きの元祖は今日もゆく。小冒険と滋味に満ちたにっぽん再発見の旅。
目次
第1章 旧街道・歴史古道を歩く
第2章 海岸風景を楽しむ
第3章 峠越えの道をゆく
第4章 湿原の木道を歩く、B級湖沼を訪ねる
第5章 国道旧道、鉄道廃線跡を歩く
第6章 地形のおもしろさを見にゆく
著者等紹介
堀淳一[ホリジュンイチ]
1926年、京都府に生まれる。北海道大学理学部を卒業。1980年まで同大学理学部教授。同年、人生二毛作に向けて退職、エッセイストに転向。1960年代より地形図を手に全国の旧道、廃線跡、産業遺跡などを歩く旅を開始。地図と旅の愛好者の集まりコンターサークルSを主宰。各地を精力的に歩き続ける。1972年、『地図のたのしみ』(河出書房新社)で日本エッセイストクラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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のぶさん
3
日本のいろいろな道を紹介している。新道ができて忘れられたようになり静かな散歩道になった旧道が取り上げられている。一ヶ所数ページの分量しかないが、魅力が伝わってくる。この内のいくつかでも歩いてみたいものだ。2017/10/18
雨巫女
2
九州がない。道についての知識もあまり持ってなかったので淡々と読んでしまった。(新=000104)2010/06/08
matypoyo
1
地図をもとに、旧道を歩くというのも面白いなと思ったり。ただ、ちょっと難易度が高そう。。。2019/02/07
yamakujira
1
35編の紀行集。道形なき廃道を探検するような旅はないけれど、歩く魅力を再発見させてくれるね。 (★★★☆☆)
かめかめ
1
著者は『観光地その他、人の大勢集まるところを避けて、一般には知られていないマイナーな、しかしそれゆえに静寂な自然につつまれて心静かにゆったりと歩ける場所を地形図から探しだしてそこを歩くのが好き』なんだそうです。 ガイドブックやホームページに載っているということは、それを見て誰かが行っている可能性が高いのですが、 自分で探しだせば、そのようなこともありません。 定年退職したら、こんな旅をするのもいいですね。2010/12/12