出版社内容情報
直腸がんは新緑の香り、足の悪臭は老化防止
「がん探知センサー」が人類を救う!
「がん探知犬」の秘密から口臭、ワキガの原因まで最先端科学で明らかに!
肉が腐ったようなむかむかしたニオイがするときは、肺や呼吸器系の病気が疑われます。おもに空気の通り道の炎症によるニオイで、鼻やのど、気道に炎症を起こすとそこに細菌が増殖するためににおうのです。一般には痰のニオイとして気がつくことが多く、病気としては副鼻腔炎や気管支炎、咽喉頭炎、蓄膿症などが考えられますが、風邪を引いて喉が痛いときや嘔吐をして胃酸で食道が炎症を起こした場合もこのニオイがします。さらに、心機能障害でもこのようなニオイを発生させることがあります。心不全など心臓の働きが悪くなると血流が悪くなり、肺に多くの血液が滞って血液のガス交換がうまくいかなくなります。そのため肺や呼吸器系の病気のニオイと似た体臭や口臭が現れるのです。
●直腸がんは新緑の香り
●100兆分の1%をかぎ分ける
●足のニオイと抗酸化作用
●加齢臭の正体とは
●イヤなニオイが病気を防ぐ?
●ニオイは脳全体で感じる
●“体臭付き”Tシャツ実験
●ヒトの精子は花の香りを好む
●ワキガ体質は遺伝する
●食後の歯磨きが口臭の原因に!
内容説明
「がん探知センサー」が人類を救う!直腸がんは新緑の香り、足の悪臭は老化防止。「がん探知犬」の秘密から口臭、ワキガの原因まで最先端科学で明らかに!体臭と体調の相関関係。
目次
第1章 がんには特有のニオイがある
第2章 ニオイと抗酸化物質の謎
第3章 謎に満ちた嗅覚のメカニズム
第4章 生物の進化に関わる嗅覚
第5章 人間にフェロモンは存在するのか
第6章 体臭の原因と対策
著者等紹介
外崎肇一[トノサキケイイチ]
1945年、栃木県に生まれる。東京教育大学大学院修了。理学博士。米国フロリダ州立大学客員研究員、岐阜大学大学院教授などを経て現職に。専門は感覚生理学。嗅覚研究の第一人者として、また「がん探知犬」研究のパイオニアとして多くのテレビ番組にも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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