内容説明
支持率は本当に必要か。その真の役割とは。世論調査大国において、われわれは政治とどう向き合うべきか。その功罪を徹底検証。
目次
プロローグ 「支持率政治」が始まった
第1章 世論調査はどうやって作られているか
第2章 吉田内閣から麻生内閣まで、内閣支持率物語
第3章 小泉内閣から支持率の注目度アップ
第4章 政権交代が見えてくる政党支持率
第5章 選挙情勢調査の舞台裏
第6章 世論調査にどこまで信をおくべきか
戦後歴代内閣の支持率
著者等紹介
吉田貴文[ヨシダタカフミ]
1962年、兵庫県に生まれる。朝日新聞社史編修センター員。1986年、朝日新聞社入社。政治部で首相官邸、自民党、外務省、防衛庁(現・防衛省)、環境庁(現・環境省)などを担当。1998年以降、主に世論調査センターで調査の企画・実施・分析に従事する。内閣・政党支持率など有権者の政治意識、憲法観などを探る一方、衆参両院選挙の情勢調査や国際調査にもかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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hexia
1
些細な事件で乱高下する内閣支持率が、本当に国民の真の声なのかは疑問を覚える。俺の家どころか知り合い全部に尋ねてもRDDがかかっててきたことがないし。まあ世論調査の歴史と方法という観点からは面白く読めた。2009/08/02
哲学者ゲリノビッチ
0
日経ビジネスAssocieで紹介されていたので購入。 真実は調査への「依存」と「不信」の中間に。 当今、代表選で話題になったネット世論についての著者の考察も読んでみたい。2010/10/13
miwarin
0
世論の推移で振り返る歴代総理。中のひとによる結論「数字はあまりアテにならない」2009/09/01
K
0
首相として必要なのは世論に振り回されるのではなく、世論を引っ張ること。しかし支持率には運の要素も非常に大きいのが難しいところ。それにしてもメディアというフィルターは私たちに必要なのだろうか。。2009/07/27
星辺気楽
0
少し前の書籍なので現状の安倍政権支持高止まりは、未だ不明。2018/04/08
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