内容説明
対岸の火事では済まない。次ぎの標的は我が国だ!世界を欺く4000年の幻想。日本こそが最後の砦!ユダヤ人大虐殺にも匹敵する非道と人権弾圧。現地取材と当事者たちの肉声による渾身ルポ。
目次
第1章 すべての根源は四川にある(パンダ外交;パンダの故郷;飢餓大国・中国;タシデレ;四川省)
第2章 ダラムサラへの道(ダラムサラ;レセプション・センター;アマ・アデ;チュシ・ガンドゥク;ダライ・ラマ法王)
第3章 中国の正体・日本の無情(チョモランマ;東アジア共同体;戦略的互恵関係;客寄せパンダ)
第4章 フリージャパンへの道(ガンディーの国;民主主義;3度の大恩;分裂大国;フリーチベット)
著者等紹介
有本香[アリモトカオリ]
奈良県生まれ、静岡県育ち。東京外国語大学卒業。旅行雑誌編集長、上場企業広報担当を務めたのち独立。執筆活動を続けながら企画会社「ウィンウィン」を設立。20年余り、世界各地を旅行し、アジアでの取材経験が豊富。茶や食文化に関する著書をもつ。近年は、「国境」によらないアジア各国のユニークな民族の実情を取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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James Hayashi
26
タイトルを見、パンダは四川省だろ!と思ったが、パンダの生息地は実は過去には東チベットでありカムと呼ばれていたそう。先日読んだ著者の「毒食を作り続ける中国」と同じように内容的には乏しく、随筆、体験記など踏まえた中国関連書。力が入っているのがチベット。2008年初版なので迫害が激しかった頃か。あまり得るところがなかった。2018/01/30
munakata319
6
悪いですが、この話し間違いです。 パンダがチベットの動物なら、なぜ陝西省に340頭のパンダがいるんでしょうか? この陝西省には、かつての秦、漢、唐など古代中国国家の首都である「咸陽」「長安(今の西安)」があり、日本で言えば京都周辺。 現代でも民族比率は漢民族が99.5%、他は回族、満州族などの少数民族がいるそうです。 嘘だとお思いなら「陝西省、パンダ」で検索してみてください。 ちなみにパンダは古来から長江以南に広く分布していた動物で人間が勝手に引いた国境や民族分布にこじつける事など不可能です。2018/12/04
tama-nyan
3
怖い!怖い!ヘタなホラーよりずっと怖いじゃん!認識をちゃんとしないと中華人民共和国日本省にされちゃうよ💦2019/06/07
Humbaba
3
オリンピックなどの報道などによって少しずつ日本でも情報が流されるようになったチベット.しかし,その実態が充分に放送されているとは言いがたい.チベットは日本に対して非常に好意的な味方をしてくれている.国同士の付き合いが,ただの感情論で終わることなどありえないが,親日的な思いを持ってくれていることに対してはそれなりの対応をするべきであろう.2010/10/06
ののまる
2
若干、一方的な視点が気になるところだが。2013/07/31