内容説明
21世紀の資本主義システムが直面している矛盾を予見した名著が復刊。「ネオアメリカ型資本主義」と「ライン型資本主義」の相克。今後の日本がたどるべき道は…。
目次
第1章 アメリカの復活
第2章 アメリカの後退
第3章 金融と栄光
第4章 アングロサクソン型保険対アルペン型保険
第5章 もう一つの資本主義
第6章 ライン型の経済的優位
第7章 ライン型の社会的優位
第8章 ライン型資本主義の後退
第9章 なぜ、競争力のないほうが勝つのか?
第10章 ドイツからの第二の教訓
第11章 ヨーロッパの転換期とフランス
著者等紹介
アルベール,ミシェル[アルベール,ミシェル][Albert,Michel]
フランスのヴァンデ県に生れる。パリ政治学研究学院および国立行政学院卒。法学博士で一級財務検査官。レジオンドヌール勲章を受ける。ヨーロッパ投資銀行理事、EC委員会経済構造・開発局長、エクスプレス・ユニオン副会長、経済計画官、フランス総合保険グループ会長等を歴任
小池はるひ[コイケハルヒ]
慶応大学仏文科卒。同修士課程中退。実務翻訳、ビジネス通訳。NHK国際放送翻訳センター。1985‐87年、海外広報協会より出向し、在仏日本大使館広報文化センター勤務、その他、数回滞仏
久水宏之[ヒサミズヒロユキ]
富山県生まれ、福岡県育ち。1953年東京大学法学部卒業、同年日本興業銀行入行。取締役調査部長、取締役業務部長、常務取締役業務部長を歴任し、1983年に退任。経済評論家として執筆、講演、経営相談などの幅広い活動を展開し現在に至る。ローマクラブ会員。日本たばこ産業(株)・葉たばこ審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ロッシ
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