出版社内容情報
ヨーロッパ人が意外にとまどう日本のアタリマエ
うがいもウォシュレットもヨーロッパ人には不可解。常識が不思議に見えてくる面白さ!
『一度も植民地になったことがない日本』待望の第2作!
東京を襲う大地震の話は、久しぶりに会った友人の間でもよく出る。そのときの意見はだいたい、この2つだ。「まあ、いつか起きるかもしれないけど、あっさり死ねるならそれでいい」「苦しんで死ぬのは嫌だけど、一瞬で死ねるのならしかたない」ところが、ヨーロッパ人は違うのだ。「大地震が起こる可能性があるんだったら、なぜそんな危ない所に人を住まわせるの? せめて海から離れた所に移転すればいいじゃない」という意見は、東京をはじめとした日本に住んだり、旅行したりしたことのあるヨーロッパの友人からよく聞く。「自然に対しては逆らえない」という無常観を持っている日本人と、対照的なのがヨーロッパ人なのだ。
●地震に慣れすぎている日本人
●ウォシュレットに大笑い
●ヨーロッパもタテマエ社会
●顔を洗う父の丹前を持つ母
●本当に日本人は働いているのか?
●荷物を入れないタクシー運転手
●ヨーロッパ式カップル社会の実態
●名刺を出すのが挨拶なのか
●うがいを知らなかった夫
●You are happy,I'm happy!
デュラン れい子[デュラン レイコ]
著・文・その他
内容説明
『一度も植民地になったことがない日本』待望の第2作!ヨーロッパ人が意外にとまどう日本のアタリマエ。うがいもウォシュレットもヨーロッパ人には不可解。常識が不思議に見えてくる面白さ。
目次
第1章 日本に慣れすぎているニッポン
第2章 ホンネとタテマエは世界共通
第3章 レディ・ファーストが基本です
第4章 ヨーロッパ式カップル社会の実態
第5章 意外にヨーロッパ人がとまどう日本の習慣
第6章 日本人が学びたい、ヨーロッパ流コミュニケーション
著者等紹介
デュランれい子[デュランレイコ]
1942年、東京都に生まれる。文化学院美術科卒業。博報堂にコピーライターとして入社し、サンケイ広告大賞を3年連続受賞するなど活躍。退社しスウェーデン人と結婚後、スウェーデン、オランダ、ブラジルに住む。1977年に英国国際版画ビエンナーレで銅賞受賞を機に、アーティストとして活躍するかたわら、欧米の芸術家を日本へ紹介する仕事をはじめ、特にイタリア美術の紹介に貢献する。2007年7月に講談社+α新書より発売された初著書『一度も植民地になったことがない日本』がベストセラーになる。現在も南仏プロヴァンスに在住し、日本と往復しながら、外から見た日本の有り様を発信しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hk
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