講談社+α新書<br> 地震がくるといいながら高層ビルを建てる日本

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講談社+α新書
地震がくるといいながら高層ビルを建てる日本

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062725019
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ヨーロッパ人が意外にとまどう日本のアタリマエ
うがいもウォシュレットもヨーロッパ人には不可解。常識が不思議に見えてくる面白さ!
『一度も植民地になったことがない日本』待望の第2作!

東京を襲う大地震の話は、久しぶりに会った友人の間でもよく出る。そのときの意見はだいたい、この2つだ。「まあ、いつか起きるかもしれないけど、あっさり死ねるならそれでいい」「苦しんで死ぬのは嫌だけど、一瞬で死ねるのならしかたない」ところが、ヨーロッパ人は違うのだ。「大地震が起こる可能性があるんだったら、なぜそんな危ない所に人を住まわせるの? せめて海から離れた所に移転すればいいじゃない」という意見は、東京をはじめとした日本に住んだり、旅行したりしたことのあるヨーロッパの友人からよく聞く。「自然に対しては逆らえない」という無常観を持っている日本人と、対照的なのがヨーロッパ人なのだ。

●地震に慣れすぎている日本人
●ウォシュレットに大笑い
●ヨーロッパもタテマエ社会
●顔を洗う父の丹前を持つ母
●本当に日本人は働いているのか?
●荷物を入れないタクシー運転手
●ヨーロッパ式カップル社会の実態
●名刺を出すのが挨拶なのか
●うがいを知らなかった夫
●You are happy,I'm happy!

デュラン れい子[デュラン レイコ]
著・文・その他

内容説明

『一度も植民地になったことがない日本』待望の第2作!ヨーロッパ人が意外にとまどう日本のアタリマエ。うがいもウォシュレットもヨーロッパ人には不可解。常識が不思議に見えてくる面白さ。

目次

第1章 日本に慣れすぎているニッポン
第2章 ホンネとタテマエは世界共通
第3章 レディ・ファーストが基本です
第4章 ヨーロッパ式カップル社会の実態
第5章 意外にヨーロッパ人がとまどう日本の習慣
第6章 日本人が学びたい、ヨーロッパ流コミュニケーション

著者等紹介

デュランれい子[デュランレイコ]
1942年、東京都に生まれる。文化学院美術科卒業。博報堂にコピーライターとして入社し、サンケイ広告大賞を3年連続受賞するなど活躍。退社しスウェーデン人と結婚後、スウェーデン、オランダ、ブラジルに住む。1977年に英国国際版画ビエンナーレで銅賞受賞を機に、アーティストとして活躍するかたわら、欧米の芸術家を日本へ紹介する仕事をはじめ、特にイタリア美術の紹介に貢献する。2007年7月に講談社+α新書より発売された初著書『一度も植民地になったことがない日本』がベストセラーになる。現在も南仏プロヴァンスに在住し、日本と往復しながら、外から見た日本の有り様を発信しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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再び読書

26
この人の著書に共通するヨーロッパ人から見た日本人像がよくわかると思います。「You are happy,I'm happy.」はこれからの世界に出る日本人に理解して実践していきたい言葉です。阪神淡路大地震でも、起こるまでは地震に対して全く現実味が無かった関西人からすると、危機管理能力は日本人は低いと言わざるを得ない。ヨーロッパでは夫婦でポルノ映画を見るいうのも文化の違いの典型と言える。面白いが理解はし難い、やはりぼくも典型的な日本人だからでしょうね。2015/06/23

hk

19
オランダ人の旦那さんをもつ著者の体験談を中心に据え、日本人のエートス(特異点)に切り込んだ一冊。「オランダ人には手洗いとウガイの習慣がない」というのは驚きのエピソードだが、どうやら手洗いはともかくウガイは日本人独自の習い性のようだ。他にも日本のお辞儀とタイの合掌そしてフランスのキス&ハグという挨拶の差異と「指切りげんまん」という日本ならではの風習から、「日本は最低限の身体的接触で挨拶と社交を済ます仏教国」という結論を導いたりしている。小見出しが秀逸であり、読者を置いてきぼりにはしない姿勢は高評価の対象だ。2019/06/03

ダンボー1号

13
新書と言うよりエッセイ風。軽い気持ちで欧州文化との比較で読むと良書。タイトルの答えとしての日本人の思想心理には踏む込んでおらず浅い感じ。地震がといいつつ東京に住む心理は自分一人じゃなく集団だから大丈夫ということだろうか?大きなお世話の公共施設の反動で自己責任が今叫ばれているのだろうか? ヨーロッパの人はうがいが出来ない。一方日本人は喉に流しこめず飲みこむ人多いのではないか。自分は一気飲み出来ず喉でいったん止めてしまう。ドイツ人のようなジョッキイッキ飲みは向かないと思う。(本書で触れてるのはうがいだけ)2015/03/13

Kaz

8
再読。ヨーロッパ人から見た日本人像。地理的にも歴史的にも何もかもが違う日本とヨーロッパ。考え方や習慣、常識が違って当たり前。大事なのは、それらを否定したり無理に合わせたりするのではなく、違いを認め尊重しながら、自国の誇りをもって接することかな。本書から、そんなことをひしひしと感じました。2015/02/17

Kaz

6
再々読。ヨーロッパって、知らないことだらけ。そこに住む人々の感覚は、それ以上にわからない。2020/02/16

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