出版社内容情報
アルコールの害、ウイルスの恐怖に新常識あり
本当の「敵」を知れば、肝臓病は怖くない!
酒の飲み方、脂肪肝、肝炎の最新治療法から肝がん手術、生体肝移植の知識まで丸わかり!
肝がん手術の技術は、この20年で飛躍的に進歩しました。ステージ1なら5年生存率は90%、ステージ2でも70%を超える時代です。20年前は、肝臓を切ると5000?1万ccという大量出血を起こしていた時代でしたが、今では丁寧に止血をしながら手術を進めることによって、平均で1000ccという出血量にまで抑えることができるようになっています。私たちの外科チームが行う肝がん手術であれば、出血量の平均は400ccほど。だから輸血の必要もありません。駅前で行われている献血の採血量以下に抑える、これが私たちのモットーです。当然、患者さんの体にかかる負担も大きく違ってきます。輸血による肝臓への負荷も避けることができます。
●お酒は肝臓の「大敵」なのか
●肝臓病にシジミはNG
●脂肪肝=内臓脂肪?
●痩せれば全部解決か?
●肝がん発生の確率
●ウイルスを抑える飲み薬
●B型肝炎の感染ルート
●インターフェロンの効果
●C型肝炎の超最新治療
●肝がんでもあきらめるな!
高山 忠利[タカヤマ タダトシ]
著・文・その他
内容説明
アルコールの害、ウイルスの恐怖に新常識あり。本当の「敵」を知れば、肝臓病は怖くない!酒の飲み方、脂肪肝、肝炎の最新治療法から肝がん手術、生体肝移植の知識まで丸わかり。
目次
第1章 肝臓の敵を知る
第2章 検診で自分の肝臓を知る
第3章 脂肪肝とダイエット
第4章 肝炎の階段モデル
第5章 C型肝炎ウイルスと闘う
第6章 C型肝炎の超最新治療
第7章 肝がんでもあきらめるな!
第8章 肝がんの進化する治療
著者等紹介
高山忠利[タカヤマタダトシ]
1955年、東京都に生まれる。日本大学医学部消化器外科教授。1980年、日本大学医学部卒業、同大学院外科学修了。医学博士。国立がんセンター中央病院外科医長、東京大学医学部肝胆膵移植外科助教授を経て2001年から現職。1994年、世界初の肝尾状葉単独全切除(高山術式)を開発。肝臓外科医として、2000例の肝切除・肝移植を執刀。肝癌診療ガイドライン作成委員、Journal of Cancer Research and Clinical Oncology編集長。日本肝臓学会織田賞、東京都医師会賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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u1
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