内容説明
雄大深遠にして血湧き肉おどる物語。日本語の語り調子を生かして味わい深く、朗読して文章の美しさ物語の面白さを堪能できる新訳に、堀越千秋氏の挿絵各巻10点を入れて刊行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Junya Akiba
3
ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャと従者サンチョ・パンサの珍道中、初めて読んだ。周りからお馬鹿と思われ、脈絡なく行動して幾多の苦難に遭いつつも全くぶれずに騎士道精神を貫くドン・キホーテ。ヘタレで現実主義の欲張り、でも途中思わぬ才能を発揮するサンチョ・パンサ。最初は、この茶番何時まで続くのだろう?と呆れながら読んでいたが、次第に引き込まれて、最後はこの二人のことを結構好きになってしまうからこの手の名作って不思議ですね。2016/09/03
ブルーツ・リー
2
4冊全て、読了!2024/06/20
ふみ林
2
前編上 3/30読了 前後編各上下、計4巻の中では一番好きです。実際、訳も4冊の中で一番気合が入っていて、質も秀でているように思えます。ずっと脳内の講釈師が読み上げているかのような感覚。特に、この巻については、原著が400年以上前のものとは思えないような面白さでした。 何割が訳者の力によるものなのか分かりませんが、ここ数年で読んだ本の中でも指折りなくらい面白かったです。特に、神父と親方が書庫で焚書を見繕うところがツボにハマって、そこだけ何回も読み返しました。2024/04/05
ブルーツ・リー
1
なぜか4冊が一体になって読書メーターに登録されてしまっている…。。2024/06/19
Nakaki Takao
0
ラノベより面白い2016/05/11
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