内容説明
株は損するばかり、銀行は超低金利。こうなると、元本保証で利率がある商品は国債しかない。しかも、2003年2月から、有利な完全個人向けの国債が登場するのだ。
目次
第1章 国債とは何か
第2章 国債とケインズ政策
第3章 「国債暴落」の可能性はあるか
第4章 国債安全神話の崩壊
第5章 日本国債格下げの波紋
第6章 日本破綻で米国も連鎖破綻する日
第7章 株でダメなら国債で儲ける!
第8章 日本経済の将来と国債
著者等紹介
山口敦雄[ヤマグチアツオ]
1974年、埼玉県に生まれる。米国テネシー明治学院高等部、明治学院大学法学部法律学科を卒業。毎日新聞社『エコノミスト』編集部で、記者として活躍中
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感想・レビュー
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Naota_t
0
題名はキッチュだが、「儲ける」内容は全体の3割くらいで、仕組みや歴史、暴落の可能性、格付けとの関係などただの利殖に留まらない。 満期保有で元本が保証されているし、そこに利息も付くわけであるから、ちょっとまとまったお金がある人は定期預金するよりは特だよね。 個人的には「第五章 日本国債格下げの波紋」で、以前に読んだ『「格付け」市場を読む 』(2004、光文社、岩崎博充)でも言及されていた部分をより掘り下げられていたので、見識が深まってよかった。 2013/01/12
calaf
0
国債の歴史や役割から、金融証券としてのリスクや魅力まで2007/09/22
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