出版社内容情報
幕末の幕が切って落とされた時、龍馬は?
日本と世界、様々な抗争、事件、策謀が入り乱れて同時進行する「幕末」という時代のダイナミズムを、マンガ+年表+図解でわかりやすく解説するシリーズの第2巻。
内容説明
第2巻は、アメリカ大統領の国書を携えて来航したペリー艦隊が、次期将軍の擁立問題で揺れる江戸幕府に与えた衝撃の深層に迫ります。密航を企てる吉田松陰、江戸入りする西郷隆盛、そして自分の使命に目覚め始める坂本龍馬…。幕末の志士たちが、躍動を開始する嘉永6年から安政5年までの歴史を読み解いていきます。
目次
第1章 黒船来航の衝撃―嘉永6(1853)年6月3日~12月(キーワード 黒船;キーワード 海防意見書 ほか)
第2章 吉田松陰の挑戦・下田踏海―嘉永6(1853)年12月27日~嘉永7(1854)年6月17日(キーワード 日米和親条約;幕末コンフィデンシャル 志士たちに影響を与えた幕末の学問と思想 ほか)
第3章 坂本龍馬開眼・河田小龍との会見―嘉永7(1854)年6月24日~安政3(1856)年8月19日(キーワード 安政の改革;幕末コンフィデンシャル 諸大名の「伺候席」と江戸城本丸「表」の構造 ほか)
第4章 西郷隆盛始動・将軍継嗣問題―安政3(1856)年9月~安政5(1858)年4月23日(幕末再検証 「一橋派VS南紀派」対立の深層;幕末ワールドクロニクル クリミア戦争 ほか)