出版社内容情報
活字力全開(フルパワー)の人気シリーズ
小川凜、はじめての失恋。胸が痛くて、痛くてたまらないよ。
波乱の展開で大反響の高校2年生、切なくて苦しいほどの青春ラブ・ストーリー!
涙があふれて止まらない。はじめての失恋にどうしようもなく落ち込む凜だが、級友や家族と話し合ううちに、徐々に前向きさを取り戻す。そして、自分の気持ちに正直になろうと決断する。
10月
11月
12月
1月
2月
3月
あとがき
小林 深雪[コバヤシ ミユキ]
著・文・その他
牧村 久実[マキムラ クミ]
著・文・その他
内容説明
はじめての失恋に、どうしようもないほど落ち込む凛。でも、級友や家族に見守られて、徐々に前向きさを取り戻す。そして、自分の気持ちに正直になろうと決断する。波乱の展開で大反響の高校2年生、切なくて苦しいほどの青春ラブ・ストーリー。
著者等紹介
小林深雪[コバヤシミユキ]
埼玉県出身。武蔵野美術大学卒業。ライター、編集者を経て作家に。講談社X文庫などに100冊以上の著書があり、10代の少女を中心に人気を集める。漫画原作も多数手がけ、『キッチンのお姫さま』で、第30回講談社漫画賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミルクみるく
11
ずっと待ちに待っていてやっと読めたこの本。はらはらドキドキしながら読みました。ぜったいまたつきあい始めるそう信じていたもののなんだかドキドキしていました。そして途中で出てきた河野君つきあい始めるかなそう思っていましたがつきあわずになんだか少しホットしました。でもひどいなと思っていた広瀬君も本当は苦しんでいたと知ってやっぱりお互い愛し合っているんだと深く思いました。そのとき必要な人はいなくなってからよくわかるということを学習したような気がしました。泣いちゃいそうだよシリーズ,いま私の中では大流行中です。2011/03/20
boo
8
思わず続けて読んでしまいました。「友達に戻ろう」からの半年。失恋って思いが強いほどしんどかったなぁ。私は学生時代にこんなに恋愛してないけど…失恋したから友情の大切さを再確認したりするのね〜。個人的には詩織の気持ちがよくわかります。2014/03/22
銀雪
7
失恋してからの凛についての描写が、思ったよりも長かったのが意外だった。すぐに仲直りするのかと思ったら……。友人たちの励ましも「復縁すること」が前提になっているけど、実際にはそんなことはあまりなかったり。でも、きっとだからこそこの作品は人気なんだよね。凛のママの束縛に対する考え方は、カレログが話題になってる今はより響く。おじいちゃんの言葉も印象的。七海ちゃんに対する真緒と凛の考え方の違いもいい。「悪口を言うこと」についての考え方は、内田樹の言う「呪い」についての考え方とも近いのも印象的だった。2011/09/01
さっきぃ
4
終始切なくて泣ける今回。崇と別れて傷心の凛がとにかく切なかった。周りの人たちがほんといい人すぎる。崇あっさり他の子と…!とか思っていたけれど、最後に種明かしされてほっとした。崇側のストーリーも読んでみたくなった。泣いたとか、凛ちゃんのためだったとか、完璧に見える崇も普通の男の子だったんだと思わされる。崇はもう凛ちゃんのこと手放さないだろうなぁ。いいカップル。凛ママの言う通り、中学からつきあって結婚とかほんとなかなかないけどね。でもうまくいってほしい2人。2016/09/09
もか
4
やっと出たSTEP2! 凛はこの巻ですごく成長したね。 そして河野くん、素敵です。こういう子好きです。 率がなんだかいろいろ良い事言ってたのが意外!(笑) 今巻は、ちょこちょこ心に染みる良い言葉があったなぁ。 やっぱり好きだなぁ、小林深雪の文章。 次は短編集か。 それより早く凛の高3編が読みたい!2011/02/28