内容説明
瀬戸内のおだやかな海を背に、風がそよぐように波が寄せるように、高らかに音を奏でる、ナナミとアビル。その姿は、音楽業界のトップに君臨する梶野を、熱く奮い立たせた。しかし、初めての島外ライブに挑む「ゴルフィッシュ」の前には、厳しい試練が待ちうけていた…!アホで無謀でサイコーな青春ロック小説。
著者等紹介
かしわ哲[カシワテツ]
1950年、東京に生まれる。桐朋学園短期大学演劇科卒業後、シンガーソングライターとして「きみのなまえ」「すずめがサンバ」など数多くの童謡を作曲。また、知的障害のある人たちとロックバンド「サルサ ガムテープ」を結成。その活動を綴った『あったかさん』(小学館)で報知ドキュメント大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mocha
87
2巻は金魚島で結成されたバンド「ゴルフィッシュ」が大手レコード会社の目にとまるところからスタート。メンバーの恋模様や、曲作りに夢中になる楽しさ、初ライブハウスの屈辱が描かれる。今回も島の自然が心地よく、陽気なお年寄りたちのやりとりが楽しい。うまく行き過ぎでは?と思ったけど、実在の兄妹バンドがモデルらしい。次巻が手許にないのが残念。2016/08/25
kinaba
1
こういうお話しでちゃんと「彼らの作った歌」が描かれているのいいなあ。さすが2014/08/31
道錬
0
相変わらずの進みっぷり。読むとなんとなく温かい気持ちになる。2018/05/01