内容説明
晴彦は若森西中の2年生。クラスメイトの志麻子と、幼なじみの真樹を誘って、アミューズメントパークへ出かけたのだが、その夜から、志麻子と真樹にある変化が…。二人のかかえるヒミツにどうする晴彦。
著者等紹介
後藤みわこ[ゴトウミワコ]
1961年、愛知県名古屋市生まれ。日本工学院専門学校放送制作芸術科卒。『ママがこわれた』(岩崎書店)で第17回福島正実記念SF童話賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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氷風
8
・・・BL?SF?ファンタジー?結局どういったジャンルの話だったのか最後まで謎だった。ついでに美人さんと童顔の後輩君の存在って必要?っていうかタイトルもうちょっと変えといてよ。純粋に読んだ子がかわいそうだ(泣 なんとなく裏切られた感があった。2010/09/30
柏葉
7
テーマは身体に引きずられる性衝動、といったところか。にわかBLみたいだと思った。ヤングアダルトレーベルの本書が誰をターゲットにどこを向いているのかが謎。プリンとチョコは乳房と勃起の直喩であり、生々しい。女の子では楽しめないだろうし、男の子でも同性のおっぱいにムラムラする主人公にはついていけないと思う。この物語が伝えたかったことは結局なんだったのか。どう読めばいいのか分からず、よく分からなかった。2015/07/18
テリトリーM
4
”チョコ””プリン”は中学二年生、幼馴染の晴彦と真樹ふたりに通じる隠語。異性に対する興味は体の変化。そのことで頭がいっぱいの晴彦が、真樹に起こった”変化”に暴走する。この年頃の男女のちょっと酸っぱいお話。2021/09/04
てらさか
4
児童書の皮をかぶったBL小説。世の学生さん(女学生さん)はこれをきっかけにそっち方面の本を読むことになるんだろうか。それはさておき、胸が引っ込んでしまった志麻子が一人ぼっちでかわいそう過ぎる。2016/05/13
アイボリー
4
タイトルにプリンとチョコとあったので、可愛らしい物語なのかな、と思って読んでみましたが……何これ?って感じでした。BLとか下ネタとか勘弁して下さいよ!笑2013/01/07