内容説明
のれんの向こうに「いい酒いい肴いい人」が…居酒屋の愉しみ方の真髄を達人が伝授。
目次
第1章 居酒屋の愉しみ(居酒屋とは;まず、ビール;今、日本酒は黄金時代 ほか)
第2章 居酒屋に入る(居酒屋の外まわり;古い居酒屋を選ぶ;のれんを分けて中へ ほか)
第3章 居酒屋への旅(家を出て居酒屋へ;近所に居酒屋をみつける;酒を飲みにゆく一人旅 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とうゆ
12
古き良き居酒屋を愛する太田和彦の居酒屋論。情報はかなり古いが、その心意気は、チェーン店が氾濫している今でこそ注目されるべきであろう。ただ、自分にはまだ早い本だ。人生の酸いも甘いも知らない若造の本ではない。脂ののった中年になれたら、また読んでみたい。2014/11/06
明地
1
居酒屋について無知すぎるので将来恥をかかない為に読了。 意外とルールとかマナーには触れずにどういう飲み方、酔い方がかっこいいかみたいな本だった。 僕も一人居酒屋行けるようになりてぇなぁ…一人外食すらも気持ち行けないのに… 2022/05/25
Koji
1
結局のところは、格好いい大人になりたいと言うことです。2015/03/18
ナウラガー_2012
0
(カニを食べているため)、ヌタ、浅蜊と豆腐の深川豆腐、うるめいわし。白子のあぶり焼き。ブリは辛子で食べる。キュウリのすりおろしは薬味になる/土佐のメヒカリ、ニロギ、土佐ウルメ2020/05/20
ナウラガー_2012
0
創業した酒屋。関東大震災で崩壊。商売の復興を助けてくださったのが酒問屋の主人・鈴木新助さん。その恩を忘れないよう彼の名を屋号にいただいて、居酒屋として再出発した。改装後も檜の一枚板のカウンターは使い続けている。酒は戦前から秋田の「両関」一種のみ。「戦前は、灘からの下り酒を中心に色々な銘柄を扱っていたが、戦後すぐ、酒が入手できない混迷期に、両関さんだけが変わらず取引を続け、今では全種類シンスケ用に調整した特注ブレンド。ビールはサッポロラガー、通称「赤星」。カニの味がする久里浜産の蛸ぶつ2020/05/20