内容説明
旬の素材と逸話で綴るパスタエッセイ90品。イタリアの味と日本の心の調和から完成した「アルポルト」のパスタの秘密を紹介。
目次
第1章 春は気持も野菜もやわらか
第2章 夏は花も野菜も色とりどり
第3章 秋は実りの季節です
第四章 冬は重い味がおいしくなります
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きりぱい
3
片岡護というとイタリアンだと思っていたけれど(実際そうなのだけど)、イタリア総領事つきの料理人としてミラノに行ったのが始まりで、そこでは和食を作っていたそうな。冷製パスタのヒントが日本のソバだったり、天然しめじの虫の話にぎょっとしたり、経験から学んだイタリア料理の話などさらっと読みやすく、話は全部レシピになっている。パスタって本当に調味がシンプル。オリーブオイルににんにくと唐辛子を効かせ、茹でたてのパスタに塩こしょう、これだけでもアーリオオーリオ。そこに煮崩れた菜の花と香ばしく焼いた鯛、ああ、おいしそう。2012/11/17
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