内容説明
人の心の機微を穿つ一瞬、意外なアイデア、ブラックなユーモア。予想外の結末につい頬もゆるんでしまう、これぞショートショートの真髄。疲れた頭をリフレッシュ、思わず唸る傑作ショートショートの玉手箱。星新一氏が選び抜いた傑作64編に、選者による全作品への評価つき。超人気シリーズ、待望の第7集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
47
密かに続けてる勝手に星さん再読祭りの番外編…星新一ショートショートコンテストの入選作から厳選した作品集も七冊目。あいかわらずブラックなものから、オチがぶっ飛んだものまでバラエティあふれる64編が揃いました。星作品では読めないテイストが楽しめるのがこの作品集の醍醐味ですね♪ ジャンルとしては異色作の『無言電話』がこの短さにテンポよく、これだけのドラマを詰め込んでいて唸りました。前回、巻末の星さんの選評を「今回で終わりにするかも…」とおっしゃっていましたが、ちゃんと残っていて安心しました。2016/04/28
Tetchy
40
今回は結構こちらの予想を上回る物があった。玄人くさいのも少なかった。2008/12/07
good speed
30
「星新一 ショートショート・コンテスト」 小説現代(1993年~1994年)に掲載された、星さんの採点で7点以上(10点満点)の評価の64編と星さんの選評が収録されています。どうやら私は、ショートショート中毒になってしまったようです。書き出しのつかみ、伏線、そしてオチが僅か数ページの間にギュッと詰まっています。ブラックすぎる作品から思わず笑ってしまう作品まで、お気に入りが書ききれないくらい楽しめました。2014/10/12
Tanaka9999
10
1993年8月から1994年8月の64編。おそらくはこれも未読。どれもこれも面白い。取り調べる刑事の方が追いつめられる「ソレハ嘘デス」。このショートショートの広場には結構スパイものが出てくると思うのだが、「拷問」はスパイの背景により「悲しい思い出を思い出させる薬」があたったと言ってもいいんだろうなぁ。2019/08/06
MIKETOM
10
ラストに星の選評が書いてあるが、たま~にトンチンカンなことを言ってるのが楽しい♪「指定席」に対して”食い逃げが生きがい”と書いているがそうではなくて真紀を無理やり共犯者として引きずり込んで金を払わせようとしてるってことだよね。「健康維持食品」は大道香具師の名調子につい騙されてしまいそう。「質問」のラストはうまいなあ。さすが常連、ちょっとしたコツがキラリと光る作品。「失敗の原因」が一番面白いかも。人類の歴史を変えるはずの人間がこんな理由で消されるなんて笑える(笑)全体的に手堅い作品が多かった。2018/09/10




