内容説明
小学生で米長邦雄門下に入り、将棋の道を歩み始めた先崎少年。ところが、13で麻雀、15でパチンコ、16で競輪、17で競馬を覚えてしまったのだ。もちろん、将棋に精をだすが、酒もあびるように飲む。女性は…よくわからない。同門の林葉直子との出会い、羽生善治との友情。破天荒な棋士の青春自伝エッセイ。
目次
第1章 駆けぬけた十代
第2章 素顔の棋士たち
第3章 自戦記、観戦記、奮戦記
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tamagotree
1
デビュー作というか、最初期の頃はこういう感じだったのか。さすがに、とがっている感が前面に出ているというか。(図)2020/07/23
mimei
1
やさぐれてて純真な青春ストーリーといった感じ。若くて、とんがってて、不良で、純情で。羽生さんたちの若い頃の話とかもあって興味深い2012/03/31
drago @棋聖戦堪能中。
1
将棋雑誌等に掲載されたエッセイ等を収録した物だが、歯に衣着せぬ論調で、しかも読みやすく、あっという間に読めた。素晴らしい。★★★★★2010/05/25
sakajin
0
命を削りながら戦う相手が、プライベートでは悪友。この不思議な関係が、妙に人間臭くて魅力的。 2012/10/30
案山子
0
先崎学がタイトル取れない理由が分かった気がするなあ。2008/07/11