出版社内容情報
【内容紹介】
若く美しい4番目の妻に銀行の支配権を委ねる、という遺言を残して銀行家が死んだ。大手法律事務所に勤める検認弁護士のジェイクは、その遺言執行チームの一員に選ばれるが、故人の息子が遺言無効をを申し立てる。発作の後に書きかえられた遺言の有効性を巡って審理が始まる。迫真のリーガルサスペンス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tsukasa_oishi
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何度読んでもおもしろい2017/02/16
godubdub
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ウィリアム・コフリンの作品は,「女裁判官」に続く2冊目。訳者のためか,著者がこなれたのか,とても読みやすい作品に仕上がっている。大銀行家が半身不随になった後に書き換えた遺言書をめぐって,法的紛争が持ち上がる。民事事件を扱った法廷物なので,貴重な作品。下巻が楽しみ。2016/07/30
ジャッキー
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大物銀行家が亡くなり、その遺言書をめぐる法廷劇。最初はやや状況説明が続くが、途中から面白さを増す。下巻が楽しみになってきた。これから読むことにしよう。この本は本棚に入ったままだったので、もっと早く読めばよかったと今になって後悔している。2012/03/01
tsukasa_oishi
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とてもおもしろかった。いわゆるリーガル・ミステリの正道といった作品だが、お話の展開が実にうまい。続きが気になって途中で読むのを止めることがなかなかできなかった。私はリーガル・ミステリが大好きだが、この作品は今まで読んだその中でも1,2を争うおもしろさなのだ。大満足である。2003/12/16