感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
8
「純然たる恋愛もの」から「必ずしも恋愛を含まないタイプのもの」への丁度過渡期くらいに描かれた。中に主役のアキラを外側から見たものが2つくらいあるのはその後の傍役達がオンステージに出てくる作品郡への予兆かも。今までなら主役の立場でずっとシリーズを書き続けたはず。もっと書き続けられたシリーズだと思うのだけれど、意外と早く終わってしまい残念。コマのつながりや台詞まわしが映画みたいでおしゃれ!当人は好きな映画「アメリカン・ジゴロ」を、やはり好きなにっかつ系の映画のイメージを取り入れてやってみたかったらしい。2007/08/31