出版社内容情報
【内容紹介】
芦原英幸は、四国の地にようやく極真会支部道場を興し、弟子も徐々に増えていった。図らずも四国一の柔道家雲井代悟と対決することとなり、初の敗北を味わうことに……。そのころニューヨーク支部長の中村忠は、香港拳法の李青鵬が極真会空手を追放すべく動き出したとの情報を掴む。知らせを受けた大山倍達は極真会の名誉と道場を守るため、再びニューヨークへ旅立つ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AICHAN
29
再読。梶原一騎の大ボラがヒートアップする。香港カンフーの巨頭・李青鵬なんて存在しなかった。大観衆を入れて香港カンフーと極真会館が対決したのも嘘。フルコンタクトの試合となればカンフーは弱いが、梶原は強いように描いている。この当時、ブルース・リーの映画が公開されて大人気になっていたから、カンフーを強いように描いたら読者ウケすると思ったのか。しかし、よくもまあ、ここまで嘘を書けたものだ。2025/03/08
AICHAN
28
再読。香港カンフーの巨頭・李青鵬は架空の存在。したがって彼とジャック・サンダクレスとの対決もなかった。2022/12/17
山田太郎
23
なんか最強の相手役のドカベンの岩鬼というか水島新児にでてくるキャラみたいでなんとなく盛り下がる。実話というとなんではあるが、作り話と思えば愉快に読めるのではないだろうかと。ムキになってはいけない。2016/10/28
Hiroki Nishizumi
2
荒唐無稽なおもしろおかしい展開が続く。だんだん読むのが辛くなってきた・・・・2014/07/21
タク
2
ここまで嘘八百創作しまくりなのに、当時の読者は疑問に思わなかったのか不思議だけど、直撃世代の佐竹雅昭とかはわりと疑ってたらしいので正直ホッとする2014/01/01
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