出版社内容情報
【内容紹介】
原潜、核兵器、国家、戦争、そして……真の平和とは!?激動の20世紀末、人類最大のテーマに挑む!
独立国を宣言した原潜「やまと」は、艦長・海江田の指揮のもと、世界を相手に独立戦争を始めた。
南太平洋に集結した米原潜隊6艦全てを6分間で戦闘不能に陥れた「やまと」。沖縄沖へ出現した「やまと」を追撃してきたのは、世界最高の速力と潜航深度を持つソ連原潜「レッド・スコーピオン」だ。深度1000を超えての死闘開始だ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のむ
15
あとがきで時尾輝彦氏は、正に沈黙の艦隊の魅力以下として説明している。 ①日米安保や核など軍事問題から、国連、軍産複合体など政治経済までを取り込んだ《高いテーマ性》が読者対象を拡げ、 ②「ピンガー」「アップトリム」「急速潜航」「有線魚雷」など軍事的専門用語を随所にちりばめ、さらに、孫子などの古典的戦略家の格言を適度に織り交ぜたセリフの《巧みな表現力》により、言葉による意味説明が簡潔・明瞭・具体的かつビジュアル化の魅力、 ③「原潜国家」「やまと保険」などの荒唐無稽な世界の《縦横無尽な創造力と骨太な構成力》だ2013/10/26
フリスビー
15
「本艦の理想は、あらゆる人間・民族の、完全なる自立。そして堂々たる尊厳の獲得である」。米第七艦隊、ソ連原潜「レッド・スコルピオン」、そして米ソの軍事協定による完全包囲と、とても突破は不可能に思えます。しかし、モーツァルトの交響曲を流しながら深海を行くやまとはまさに白鯨。あっと驚く智略で突き進んでいくます。日本政府がやまととの同盟に動き出し、自衛隊が出動。日本は、やまとはどうなるのか?2013/06/04
更紗蝦
14
深海の暗闇の中での「シーバット」と「レッドスコーピオン」の駆け引きがスリリングです。どんなに高性能の原子力潜水艦であっても「人間の聴覚」による判断の重要性は変わらないということが分かり、科学技術ではカバーしきれない人間の能力について考えさせられます。2015/06/01
HIRO1970
13
⭐️⭐️⭐️昔、読みました。2006/12/17
Tomoichi
11
いきなり読ませる展開。寝る前にちょっとずつ読んでいるがやめられない。2024/07/14




