こころライブラリー<br> 母を棄ててもいいですか?―支配する母親、縛られる娘

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こころライブラリー
母を棄ててもいいですか?―支配する母親、縛られる娘

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062597050
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0311

出版社内容情報

娘を思い通りにしようと、精神的暴力(モラル・ハラスメント)を行使する母と決別するには? 娘たちが語るすさまじい体験と希望の光自分の娘を支配するために、精神的暴力(モラル・ハラスメント)を行使する母たちはめずらしくありません。そのような「支配する母親」は「モラ母」と呼ばれています。モラ母たちは、娘の人生を自分の思い通りにすることに、おどろくほどの精力を傾けているのです。
本書では、そんなモラ母に縛られ、逃げ出せずにいた娘たちが、すさまじい体験をしながらも希望の光を見つけ出し、いかに母と決別していったかを、実例をもとに追っていきます。
登場する6人の娘たちは、「自分の母はモラ母だ」「母には自分への愛情がなかった」と「気づく」ことで母からの解放が始まり、人生を大きく変えることができました。
「私の母はおかしい」と感じながらも、理不尽な仕打ちにただ耐えているすべての娘たちにおくる、母との決別のための処方箋となる一冊です。

はじめに
序章 「支配する母親」って、どんな母?
第1章 自分の娘への連鎖で気づいた「プレッシャー母」の恐ろしさ
第2章 娘で虚栄心を満たそうとする「見栄っ張り母」
第3章 正論が重すぎる「スーパー完璧主義な母」
第4章 酒を飲んでは暴れる「ネグレクト母」
第5章 不安定な自分をコントロールできない「ジェットコースター母」
第6章 不意打ちの暴力が恐ろしい「お金至上主義の母」
終章 「支配する母親」との決別のために
おわりに


熊谷 早智子[クマガイ サチコ]
著・文・その他

内容説明

娘たちが母から解放されるためには、二つのことに気づく必要がある。「私の母はモラ母だ」ということと、「自分は母に愛されていなかった」ということだ。本書に登場する娘たちは、気づくことで母との決別への意志が生まれること、そして生き直すためのスタート地点に立てることを証明してくれた。

目次

序章 「支配する母親」って、どんな母?
第1章 自分の娘への連鎖で気づいた「プレッシャー母」の恐ろしさ―サツキさん(50歳)の場合
第2章 娘で虚栄心を満たそうとする「見栄っ張り母」―キョウコさん(39歳)の場合
第3章 正論が重すぎる「スーパー完璧主義な母」―ナナエさん(38歳)の場合
第4章 強烈な怒りをパワーに変える「ネグレクト母」―ハルカさん(43歳)の場合
第5章 不安定な自分をコントロールできない「ジェットコースター母」―エリさん(33歳)の場合
第6章 不意打ちの暴力が恐ろしい「お金至上主義の母」―イズミさん(49歳)の場合
終章 「支配する母親」との決別のために

著者等紹介

熊谷早智子[クマガイサチコ]
1959年生まれ。結婚直後から夫によるモラル・ハラスメント(精神的暴力)を受け続けた経験を持つ。結婚19年目に「モラル・ハラスメント」の概念を知り、半年後に離婚。2003年よりポータルサイト「モラル・ハラスメント被害者同盟」を管理運営し、夫、そして母のモラル・ハラスメントに苦しむ女性たちの支援や情報提供等の活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シャボン玉

30
「スーパー完璧主義な母」と「見栄っ張り母」が嫌だったな~。まあ他のも全部嫌だけど。ACな娘たち皆さん一度や二度は離婚されてますね。自分の思うように生きたいなら、母からの支配に気づいて早く離れるしかないね。2019/02/20

テツ

29
幸か不幸かうちの場合は勝手に消えてくれたけれど、世間には母親の呪縛に縛り続けられている方々が山のようにいるようで、そうしたエピソードを読んでいると気が滅入る。友人でも恋人でもそして勿論親でも、あなたの尊厳を貶め、あなたに辛い思いをさせる相手に義理立てする必要なんてないんだからな。毒を注がれながら生きているような環境に耐えるな。辛さに慣れるな。産んだ相手だろうが何だろうが関係ない。よく考えて理不尽な力を感じたのなら、自分の力で断ち切るんだ。親からのモラハラに耐える全ての子、子だった大人が解放されますように。2019/02/20

のんすけ

29
女性は母親になれば必ず愛情を持って子どもを育てることができるというのは幻想で、子を産んでも母になれない人もいる。親に愛されなかった子供は親を棄ててもいい。ACで母親を棄てることに罪悪感が勝ってしまうことで自分を殺すくらいなら、今まで辛かったね、と自分を抱きしめてほしい。そして自分もそういう母にならないように言動を見直したい。2014/01/03

シャボン玉

22
やっぱり再読^_^;一気読み。この方々が現在はもう負のスパイラルから抜け出せれてますように。2019/09/04

はるな

12
はじめに、を読んだ後あの寝れない地獄と妙なハイテンションが続いたので、今日返却日だったし、読まずに返却した。だけどはじめに、だけで私に自信をくれるには十分だった。こんなにばっさり常識を一刀両断してくれるなんて気持ちいい。母を悲しませることに罪悪感がある人は、はじめにを読むだけで、それもありなんだ、と思えると思う。2016/01/10

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