内容説明
社内うつとは、自信喪失・軽い絶望感などの自己否定感情と、集中・決断など業務遂行に不可欠な能力の低下をいう。その原因を探り、人間関係などの改善策を示し、急増する「社内うつ」の問題を解決する。
目次
第1章 「社内うつ」とは何か(キーワード 三つのうつ病;心理的ストレスと「社内うつ」 ほか)
第2章 気がつけば「社内うつ」(事例1 三二歳、建設技術者のケース;事例2 五三歳、自動車セールスマンのケース ほか)
第3章 「社内うつ」の原因(職場のストレッサーが「社内うつ」をつくる;キーワード 職場ストレススケール ほか)
第4章 「社内うつ」の予防と対策(職務満足感と「社内うつ」;社内の人間関係を改善するカウンセリング ほか)
第5章 ストレス・カウンセリング(ストレス・カウンセリングのプロセス)
著者等紹介
小杉正太郎[コスギショウタロウ]
1939年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。現在、早稲田大学文学部心理学専攻教授、ストレス心理学・臨床心理学専攻。また、大阪大学医学部環境医学講座非常勤講師、日本産業ストレス学会常任理事・編集委員長。66年から携わった海底居住の心理学的研究を契機として、環境・ストレス・行動をキーワードとする心理学的研究に従事。80年以来、いくつもの企業にカウンセリングルームを開設し、従業員を対象とした心理ストレス調査と職場適応援助を行う。心理ストレス研究の第一人者として、その関連著作も多数ある
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