内容説明
日常生活の中でキズの治り方を知っていることは必要なことなのですが、いまでもまちがった考えや、治療が行われていることがあります。キズについてはあまり詳しく知られていないことが多いようです。そこで日常生活のなかで経験するキズについての問題を、本書では探っている。
目次
1 キズ跡の残らない応急処置と残ったキズ跡の治療
2 キズの種類について
3 知っておきたいキズの種類と治り方
4 キズの出血
5 どのようにキズは扱われているのか
6 頭や足ではちがうキズの特徴
7 キズの治りの善し悪し
8 キズを扱う医者によって残るキズはちがう
9 キズ跡が残るのは身体だけではない
著者等紹介
小野繁[オノシゲル]
1941年生まれ。東京医科歯科大学歯学部及び札幌医科大学医学部卒。聖マリアンナ医科大学形成外科助教授、横浜市立大学医学部口腔外科助教授を経て、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科教授。医学博士。専門は再建外科を中心とした形成外科全般、口腔外科。現在は、顔の再建をした人の心のケアの重要性から、心療内科の治療を行っている
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