講談社選書メチエ<br> 緑の党―運動・思想・政党の歴史

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講談社選書メチエ
緑の党―運動・思想・政党の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062585866
  • NDC分類 315
  • Cコード C0320

出版社内容情報

社会運動に端を発しながら、いまや経済と環境の両立を目指す、世界を動かす緑の党。歴史をたどり、変化する役割を丁寧に読み解く。

一九六〇年代末~七〇年代初頭、先進国で高揚した「新しい社会運動」。
そこから出発した緑の党は、
役割を変化させながら現在に至っている。
ドイツをはじめとした諸外国のケースを検討しながら、
運動・思想・体制(政権党)の三つの側面を分析する。
私たちはどのような社会を望むのか。
緑の党はその選択肢になりうるのか。いま改めて考え直す。

序章 なぜいま緑の党か

第1章 世界に広がる緑の党 
 1.欧州諸国
 2.ドイツ
 3.フランス
 4.アングロサクソン諸国
 5.グローバル・グリーンズ

第2章 運動としての緑の党
 1.転換点としての一九六八年
 2.多様なテーマ
 3.社会運動から政権党へ
  
第3章 思想としての緑の党
 1.エコロジー思想は左翼か
 2.環境思想│源流からエコロジー的近代化まで
 3.新しい生き方・働き方を求めて
  
第4章 体制(政権党)としての緑の党
 1.シュレーダー政権の軌跡と緑の党
 2.焦点としての脱原発問題
 3.政権参加と緑の党のアイデンティティ
 4.ポスト赤緑時代の政党連立問題
     
終章 緑の党と私たち
 1.戦後日本政治と革新勢力の脆弱性
 2.緑の党研究から私たちは何を学ぶか
 3.私たちはどのような社会を望むのか
   
注釈

あとがき

索引

【著者紹介】
1965年、福井県生まれ。一橋大学社会学研究科博士後期課程単位取得退学。法学修士。工学院大学准教授。専門は政治学、現代ドイツ政治。
○著書:
『ドイツにおける「赤と緑」の実験』御茶の水書房、2009年。
『現代ドイツ政党政治の変容/社会民主党、緑の党、左翼党の挑戦』吉田書店、2012年。
○共著:
『政治変容のパースペクティブ[第2版]』ミネルヴァ書房、2010年。
『政治を問い直す(1) 国民国家の境界』日本経済評論社、2010年。
『反核から脱原発へ ドイツとヨーロッパ諸国の選択』昭和堂、2012年。

内容説明

一九六〇年代末~七〇年代初頭、先進諸国で高揚した「新しい社会運動」。そこから出発した緑の党は、役割を変化させながら現在に至っている。ドイツをはじめとした諸外国のケースを検討しながら、運動・思想・体制(政権党)の三つの側面を分析する。私たちはどのような社会を望むのか。緑の党はその選択肢になりうるのか。いま改めて考え直す。

目次

序章 なぜいま緑の党か
第1章 世界に広がる緑の党(欧州諸国;ドイツ;フランス;アングロサクソン諸国;グローバル・グリーンズ)
第2章 運動としての緑の党(転換点としての一九六八年;多様なテーマ;社会運動から政権党へ)
第3章 思想としての緑の党(エコロジー思想は左翼か;環境思想―源流からエコロジー的近代化まで;新しい生き方・働き方を求めて)
第4章 体制としての緑の党(シュレーダー政権の軌跡と緑の党;焦点としての脱原発問題;政権参加と緑の党のアイデンティティ;ポスト赤緑時代の政党連立問題;研究機関およびシンクタンク)
終章 緑の党と私たち(戦後日本政治と革新勢力の脆弱性;緑の党研究から私たちは何を学ぶか;私たちはどのような社会を望むのか)

著者等紹介

小野一[オノハジメ]
1965年、福井県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。法学修士。現在、工学院大学准教授。専門は政治学、現代ドイツ政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

22
社会理論としてエコロジーを考える場合には、人間にとっての意味を問わざるを得ない(116頁)。最も重要な問題は、最低限所得保障が大量失業恒久化の危険をはらんでいること(138頁)。図15ドイツの原発地図によると、北部や西部に解体ずみ・解体中・閉鎖が散見される(178頁)。イチエフも、あれだけの重大事故を経験しながら、旧態依然たる政治が継続する(214頁)のはもやもやした感じが払拭できない。日本の風土に緑の党は合わないという悲観論は、楽観論以上に、性急で一面的議論(236頁)。2015/01/05

ミヒャエル・安吾

2
緑の党解説。思想や運動、政党としての歴史など2017/06/27

katashin86

2
景観や郷土を後世に継承することをめざして、自然への畏敬の念をもち浪費主義を否定するという「保守的エコロジー」。たいへん共感する。 西独緑の党は、少なくとも出発点において多様なアイデアを許容していた。その後分裂するとわかっていても、間口の広いイメージに結集することには意味があるのではなかろうか。2015/02/17

Kenji Suzuya

0
ドイツの緑の党を中心に、その発足から政治進出・政権加入などの歴史と思想を扱う。原理主義的思想・運営から現実主義的運営・施策へと転換していったことはきちんと描かれていた。ただ、施策に関しては個別の政策の説明が無駄に深いところもありやや不満。また、日本の原発以後の脱原発運動に関する記述は深みもなく完全に蛇足。2015/06/20

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