出版社内容情報
相沢 泉見[アイザワイズミ]
著・文・その他
内容説明
苦しい家計を助けるため、住み込みの家政婦をしている三田村一花は、豪邸に暮らす金髪の美少年・東雲リヒトのもとで働くことになる。リヒトは天才的な頭脳を活かし、お金持ちから持ち込まれる事件を解決していた。母を亡くした過去から食への興味が薄いリヒトに、一花は得意のチョイ足し料理をふるまう。身近なものをチョイ足すことで美味しくなるその料理がヒントとなり、リヒトは厄介な謎を解き明かす―!?第10回ポプラ社小説新人賞奨励賞受賞。
著者等紹介
相沢泉見[アイザワイズミ]
『ここは墨田区向島、お江戸博士の謎解き日和』にて第2回富士見ノベル大賞・佳作。『貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です』にて第10回ポプラ社小説新人賞奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっしー
17
「チョイ足し」という言葉が気になって手に取りました。お金持ちの青年と住み込み家政婦の一花、何でも屋に近い林蔵の3人で依頼された謎解きを行うお話。謎も勿論興味深いのですが、庶民の私としては一花の作り出すチョイ足しの食べ物達。アイスに七味、カップ麺にポテチ等、誰が思い付くんだ?と言いたくなる、食べるのを躊躇するような数々の組み合わせ…。試してみたい気もしますが、勇気が要りますね。2022/09/02
まる子
16
第10回ポプラ社新人賞奨励賞。お金持ちだけど事情により身内から厄介者扱いにされている東雲リヒト17歳。彼は界隈では「謎解き」として有名だ。そんなリヒトの家に家政婦(仮)として住み込みで働く一花。貧乏な家庭で育った彼女の「チョイと足すだけで、美味しさの可能性を引き出す」チョイ足しが美味い!「バニラアイスに七味唐辛子」は試しに私もやってみた🤤リヒトは何やら母の味を求めているようで…。執事の林蔵もイイキャラ✨レーベルがポプラピュアフル文庫なのと、一花のチョイ足しレシピは中学生でも作れる👍続編も読んでみよ〜。2022/06/08
荒川叶
9
めちゃくちゃオススメ!ちょいたしレシピは実戦したくなるものばかり。 夏頃続編がでるらしく楽しみ2022/03/09
あろま
8
家政婦さんって凄いなあと思ったり2022/02/19
粋
7
謎解きは軽めだけど、「チョイ足し」部分があるためいい塩梅で読める。リヒトが一花に餌付けされていく様が可愛くて面白い。カレーのチョイ足しが気になってしょうがない。アイスも試してみたいかも。2022/12/25