内容説明
知っているようでわかりにくい、アメリカ政治の核心をいかに捉えるか。地域代表としてのイデオロギー「代表の論理」と政府運営者としての行動原理「統治の論理」、矛盾する二つの論理の力学という視角で、本質をするどく抉出する。
目次
序章 本書の課題と関心
第1章 アメリカ政治にとって政党とは何か
第2章 連邦議会における政党
第3章 「代表の論理」の政党を目指して―多数党への軌跡
第4章 二つの論理のはざまで―クリントン政権期の対立と協調
第5章 「統治の論理」の果てに―G・W・ブッシュ政権との関係
第6章 アメリカ政治の展望
終章 「代表の論理」と「統治の論理」から見た日本政治
著者等紹介
待鳥聡史[マチドリサトシ]
1971年福岡県に生まれ、関西で育つ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(法学)。現在、京都大学大学院法学研究科教授。専攻は比較政治論、アメリカ政治論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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