出版社内容情報
日清韓――利害と政治の歴史を照射する! 朝鮮半島は、東アジアの国際関係史を考えるうえで、きわめて重要な位置を占めている。16世紀の東アジア情勢から説き起こし、江戸時代の「日朝交隣関係」と「清韓宗属関係」の併存、19世紀後半の「属国自主」を検証。そのうえで、近代の日清韓の利害対立、国際関係の行方を追う力作。日清、日露戦争にいたる道とはなんだったのか、大きなスケールで描く。(講談社選書メチエ)
第1章 宗属関係
第2章 「属国自主」の形成
第3章 「属国自主」の展開
第4章 独立自主
岡本 隆司[オカモト タカシ]
著・文・その他
内容説明
朝鮮半島は、東アジアの国際関係史を考えるうえで、きわめて重要な位置を占めている。一六世紀の東アジア情勢から説き起こし、江戸時代の「日朝交隣関係」と「清韓宗属関係」の併存、一九世紀後半の「属国自主」を検証。そのうえで、近代の日清韓の利害対立、国際関係の行方を追う力作。日清、日露戦争にいたる道とはなんだったのか、大きなスケールで描く。
目次
第1章 宗属関係(朝鮮王朝の対外関係;倭乱;胡乱;華夷変態)
第2章 「属国自主」の形成(西力東漸;朝鮮の条約締結;一八八二年)
第3章 「属国自主」の展開(朝鮮の「自主」追求;清朝の「属国」追求;朝鮮保護の帰趨)
第4章 独立自主(日清開戦;甲午改革と俄館播遷;大韓帝国;一九〇〇年)
著者等紹介
岡本隆司[オカモトタカシ]
1965年、京都市生まれ。現在、京都府立大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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