出版社内容情報
山下 光雄[ヤマシタ ミツオ]
著・文・その他
内容説明
多彩な関数の姿と性質を一気にまとめて把握する。目の前に広がる「数学の風景」。連なる山々に目をやると、ひときわ雄大で豊かな形が目に飛び込んできます。それこそが本書で目指す、壮観な関数の山です。頂に向かい、先生と生徒の対話を読み進めると「2次関数」「式と図形」「分数関数・無理関数」「指数関数・対数関数」「三角関数の合成公式」と高校数学の関数を眺望することができます。頂付近ではさらに視界が開け、新たな尾根があらわれます。本書で関数と座標の関係をマスターすれば、次なる風景、微分積分からはじまる解析の世界が見えてきます。
目次
第1幕(2次関数の演習を;式と図形・関数とグラフ;ある領域・軌跡問題;分数関数・無理関数;不等式、ひとつの戒めから;グラフを初等的に書くこと)
第2幕(指数・対数超特急;三角法の基礎;三角法の問題を解く;三角関数の合成公式のナゼ;虚数を見たい;複素数と極形式)
著者等紹介
山下光雄[ヤマシタミツオ]
1948年、愛知県田原市に生まれる。1972年、名古屋大学理学部数学科卒業。愛知県の東邦高等学校、神奈川県立相模原高等学校、同大和西高等学校教諭などを歴任。2006年より桐蔭学園高等学校講師。2014年3月に退職し、現在は数学関連の書籍の執筆に励む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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