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内容説明
地球上の90.6%パーセントの氷が南極には存在している。巨大な氷の塊である「氷床」の厚さは富士山の高さを超え、隕石が大量に見つかるポイントがあったり、氷の下には“幻の巨大湖”が存在していたりする。温暖化の懸念から南極への注目度はますます高まるなか、オゾンホールが南極に現れる仕組みから基地における最新の観測方法やその生活内容まで、“現在の南極”にまつわるエピソードを網羅した一冊。
目次
第1章 雄大な南極像
第2章 南極発見と観測の歴史
第3章 南極大陸の成り立ち
第4章 南極の三大発見―隕石・オゾンホール・氷底湖
第5章 氷床とオーロラの科学
第6章 南極の生き物たち
第7章 新しらせと南極の生活
第8章 南極観測の科学
第9章 南極へ行くには
著者等紹介
神沼克伊[カミヌマカツタダ]
1937年生まれ。国立極地研究所ならびに総合研究大学院大学名誉教授。東京大学大学院理学研究科修了後に東京大学地震研究所に入所し、地震や火山噴火予知の研究に携わる。1966年の第八次南極観測隊に参加。1974年より国立極地研究所に移り、南極研究の第一人者として活躍。二度の越冬を含め公務で一五回も南極へ赴く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。