ブルーバックス<br> 国際宇宙ステーションとはなにか―仕組みと宇宙飛行士の仕事

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ブルーバックス
国際宇宙ステーションとはなにか―仕組みと宇宙飛行士の仕事

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  • サイズ 新書判/ページ数 258p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062576284
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0250

内容説明

国際宇宙ステーション(ISS)は、1998年から建設が進められている世界15ヵ国による国際協力プロジェクトだ。日本人で初めてこのISSに長期滞在する若田宇宙飛行士が豊富な写真・図に自らの体験を交えて、そのすべてを興味深く解説する。

目次

第1章 宇宙ステーションは「ミニ地球」
第2章 国際宇宙ステーションで何をする?
第3章 長期滞在―「宇宙に暮らす時代」が始まる
第4章 宇宙飛行士はどんな人たち?宇宙で何をする?
第5章 宇宙飛行士に求められる能力―「運用のセンス」
第6章 宇宙飛行士訓練の実際
第7章 グループで力を発揮するために
第8章 宇宙飛行士の地上業務
第9章 宇宙開発を日常に活かす

著者等紹介

若田光一[ワカタコウイチ]
1963年、埼玉県生まれ。九州大学大学院工学研究科修士課程修了後、1989年日本航空(株)に入社。1992年、宇宙開発事業団(現JAXA)が募集した宇宙飛行士の候補者に選ばれる。日本人初のミッションスペシャリストとしてSTS‐72ミッション(1996年)に搭乗、STS‐92ミッション(2000年)では日本人の宇宙飛行士として初めてISSの組み立てを行った。2009年2月から、第18次/19次長期滞クルーとして、日本人で初めてISS長期滞在の予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶのぶ

34
読了するのに、6年かかった。はじめは、ISSについて知り、面白く読んだ。地球をCDの大きさにすると、ディスクの4mm離れたところを飛んでいるそうな。東京~大阪の距離。ISSの中の臭いがなかなか大変なようだ。尿から水を作る技術すごい。久しぶりに読み始めたら、宇宙飛行士に求められる能力の章。ジェット機にフードをつけ、視覚を遮り、機器の計器だけで操縦する訓練で「運用のセンス」を磨くそうな。同じものでも、いかに効率的に使うかセンスは問われる。漫画「宇宙兄弟」を読んでいるので、訓練の様子や意図がよくわかる。2018/04/14

kaizen@名古屋de朝活読書会

31
#説明歌 日本の実験棟は「きぼう」ですロボットアーム運ぶこうのとり2016/09/21

Kei

10
Question and do not defend. Better sounds good than feel good. Expect the Unexpected. Good enough is good enough, to be better is an enemy.There is no stupid question. Only stupid answers.2016/09/25

ノリピー大尉

8
個々の能力が高くても、チーム全体での成果になるとは限らない。ここからクルーリソースマネージメントが必要になる。相互の進度状況だけでなく、心理状態、生理状態も洞察してのコミュニケーションも不可欠だ。仕事では、常に全体像を意識する。この全体像を「ビッグピクチャー」という。2014/04/06

vinlandmbit

6
古本屋で購入。技術面では少し古いため今との違いを踏まえた上で読み進める必要がありますが、(当時の)国際宇宙ステーション内の設備や生活・研究の流れについて学ぶことが出来る一冊です。2016/07/30

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