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内容説明
文法や単語はわかっているのに、いざ、英語で話そうとすると自分の「言いたいこと」が言えない。英語を学習する日本人の多くが突き当たるこの壁は、日本語のしくみを理解して、発想を変えることで乗り越えられる。英語表現力を高めるために、あえて日本語から考える5つの処方箋を紹介。
目次
第1部 英語で言いたいことが言えないのはなぜか(「自分の言いたいこと」とは何なのか;表現の「定型度」と「自由度」 ほか)
第2部 英語と日本語の間にある壁を意識する(「自分の言いたいこと」再考)
第3部 こうすれば壁を越えられる(2種類の日本語を意識する;2種類の英語を意識する ほか)
第4部 日本語生活を見直す(コミュニケーションを図ろうとする姿勢)
著者等紹介
柳瀬和明[ヤナセカズアキ]
1954年東京都生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。オーストラリアの各種教育機関で日本語教育に従事(1989~90年)。東京都立高校での二五年間の教員生活を経て、財団法人日本英語検定協会制作部顧問。『ジュニアプログレッシブ英和・和英辞典』(小学館)、高等学校検定教科書『オーラル・コミュニケーション1 Birdland』(文英堂)編集委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわん
5
英作文を実現するために読んだ。学校で習う日本語・英語の前に、やはり「日本語・日本語」の変換が重要、しかもかなり大胆な。この辺りが「受験テクニック」だったのだろうか。飛ばした演習をやらねば。2018/11/17
yoshi41101
1
J1->J2->E2->E1への変換が言語の橋を渡ること。自然な日本語J1から補った日本語J2に変換するところとが第一の壁。外国語としての英語E2から自然な英語E1への変換の間には、奈落の底があると思う。英語圏で教育を受けた人との差は埋めようがないので、E2までいかに正確に至れるかが自分には大事だ。語順の転換、事実心情の区別、補足、削除、言い換えなど処方箋も参考になった。発表語彙をどこまで理解語彙に近づけられるのか。地道な反復トレが必要。2016/05/08
酒飲み本読み
0
★☆☆☆☆ 期待してたのとちょっと違った。2016/10/25
サチ
0
自分の学生時代、塾講師時代を懐かしく思い出しながら読んだ。2013/09/13
Pozigaku
0
正直ショボい。。。方法論もアバウトで感覚的すぎる。。。2022/02/26