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内容説明
身体にとって、なぜ重要か?多すぎるとどうなるか?足りないとどうなるか?適量はどれくらいか?減塩はどんな人に必要か?カニバリズムや奴隷貿易との意外な関係など、興味深い話題も豊富に交え、健康や病気との関わりの中で、誤解や無理解の多い食品の真の姿を語る。
目次
海と我々の体の意外な関係
食塩への渇望
塩とカニバリズム
塩の種類
食塩嗜好はどんな要因で変化するか
塩の道と塩税
塩と健康
食塩とがん
食塩は高血圧にどう影響するか
食塩はどのようにして血圧を上昇させるか
食塩負荷によって血圧の上昇する人、しない人
食塩感受性と奴隷貿易
治療としての食塩補給と食塩制限
食塩と栄養素の関係
食塩制限はどのようにするか
著者等紹介
伊藤敬一[イトウケイイチ]
1929年、宮城県生まれ。1954年、東北大学医学部卒業。医学博士。1968年まで東北大学医学部第一内科に勤務。その後、秋田県立脳血管研究センター内科長、国立循環器病センター内科部長、国立八日市病院院長、武庫川女子大学食物栄養学科教授を歴任。主な研究領域は、腎臓、高血圧、臨床栄養学など。特に、高血圧と食物、食塩に関する著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
30
食塩と歴史の関わりの辺りを面白く読みました。他、主軸となっている部分は斜め読みしてしまいましたが、闇雲に食塩を悪者扱いや敵視するのではなく、バランスよく食べることの必要性はなんとなくわかったような気がします。2015/05/07
takao
2
ふむ2024/01/27
Humbaba
2
食塩は多すぎても少なすぎても健康に悪い.また人の体は個々人によって異なっているので,一般に言われていることが必ずしも自分にも当てはまるというわけではない.人によっては,常に一般には到底受け入れられないような食塩を撮り続けている人は,それをしなければ死んでしまうということを無意識のうちに知っているのかもしれない.2011/05/12
ジュリ
1
塩分摂取量が少ないと何がいけないのか知りたくて読んでみた。だが、多く摂取する問題ばかりで、食塩摂取量が少ないことについては具体的なことが書かれていなかった。 期待していた内容ではなかったが、食塩について知ることができて面白かった。2013/05/22
きむたん@奈倉ですw
1
塩との健康の関わりについて分かりやすく学べた。結構塩については気にするほどではないことが分かったが、1日10g超えは怖いと思うので少なくしようと思った。2012/12/13