ブルーバックス<br> ドーピング―スポーツの底辺に広がる恐怖の薬物

ブルーバックス
ドーピング―スポーツの底辺に広がる恐怖の薬物

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  • サイズ 新書判/ページ数 143,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062572996
  • NDC分類 780.19
  • Cコード C0275

内容説明

ますます巧妙になる手段と効果的な新薬の登場で、スター選手による禁止薬物の使用が絶えず、一般のスポーツ愛好者にも汚染は広がっている。一時のパワーアップに喜んだ後に来る劇的な副作用の怖さを知ろう。

目次

第1章 広がるドーピング汚染(根深いドーピング汚染;遅れる日本の対応 ほか)
第2章 トーピングの方法とその検査法(ドーピングの実際;ドーピング検査の方法)
第3章 ドーピングの副作用(トップ選手の死;副作用の実際 ほか)
第4章 一般スポーツ愛好者のドーピング汚染(底辺汚染の実態;ドーピング・カウンセリング)

著者等紹介

高橋正人[タカハシマサト]
国際武道大学助教授。医学博士。1959年生まれ。信州大学医学部卒業後、東邦大学医学部第一内科研究生、国際武道大学専任講師を経て現職。日本内科学会認定内科医、日本内分泌学会認定内分泌代謝専門医、日体協公認スポーツドクター

立木幸敏[タツギユキトシ]
国際武道大学専任講師。1965年生まれ。千葉大学大学院教育学研究科修了後、同研究生、国際武道大学助手を経て現職。解剖学、組織学を専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月世界旅行したい

10
しかし、現場での抑止に携わる人の苦労はすさまじいものだな。他の人の感想にもある通り2000年の本なので現在は事情が異なる所もあるので注意。2015/04/17

うまかぼー

8
ドーピングの現状や効果、副作用などが少し分かった。どれも副作用が強いということ。2000年の本なので情報が古い。今はEPOは使い放題じゃないね。90年代の欧州の若手自転車競技選手20人の突然死って何?知らない。何にせよスポーツはクリーンが良いね!2013/05/28

Sumiyuki

5
うーむ。タンパク同化ステロイドによって筋肉は増大しても、血管の増生は追いつかないため、心筋の一部が壊死する。壊死した心筋が吸収されて繊維によって補修された繊維化巣という瘢痕ができる。このような心臓は10年から15年ほど治癒に時間がかかり、心筋梗塞を生じる可能性がある。また金玉が萎縮したり、乳房が女性化することもあるという。かなしい。強くなるはずだったのに、金玉は小さく、おっぱいができちゃったら目も当てられない。2021/08/10

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

1
☆×5.0…ドーピングは本当にいいことはないということを教えてくれる本。副作用に関してみれば本当にどうしようもないということは誰が見ても明らかなことでしょう。それでも使ってしまうという人間の弱さ…ドーピングの副作用のひとつの肌荒れを聞いてある今騒がれているスポーツ界の元有名選手を思い出してしまいました。2011/06/17

コウヘイ

0
この本を読むまでドーピングについてなにも知らなかった。プロ以外にもドーピングをしている人が多くいるのには、驚いた。また、ドーピングの怖さを知った。内容が古いので、今どおなっているか知りたいと思った。2016/12/10

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