- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 講談社ブルーバックス
内容説明
なぜ老いるのか?意識とは何か?量子消去現象とは?宇宙はどのように終わるのか?物理学・宇宙論・生物学・医学・進化…あらゆる分野でいま最もホットな話題が何なのか、たちどころに見わたせる待望の一冊。
目次
第1章 最も重要な10の未解決問題
第2章 物理学
第3章 天文学と宇宙論
第4章 地球科学と惑星科学
第5章 生物学―おもに分子レベルから
第6章 医学―おもに分子レベルから
第7章 進化―おもに人類について
第8章 技術・工学―おもにコンピュータ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GaGa
49
割と長いスパンで読んできたけど、確かにこの本で扱われたことはいまだ解決していない。そういう面ではこの手の本としては優良なものだと言える(まあ、101番目はご愛嬌として・笑)中々面白い本ですよ。「免疫系はなぜ自分の細胞を攻撃しないのだろうか」「人間の寿命はどこまで伸びるだろうか」などは結構頷ける。2012/06/11
中島直人
8
15年前の本だが、ほとんどの内容については、新鮮な驚きを持って読むことが出来る。非常に良い本。子供が中学生位になってきたら、是非読ませてみたい。2014/11/20
KAZOO
8
もう出版から10年以上たっているので、ある程度解決されているものもあるのではないかと思われます。ただ読んでいて文化系の私にもわかるような感じなので、科学の問題点を整理するにはいい本だと思いました。2014/03/09
がんぞ
4
20年以上前。2K問題は2038(あるいは2048)問題として再帰している/小惑星の地球衝突などの“当面防ぐすべのない災厄”については無視するとしても、最重要問題の1つに“人類はウイルスに勝てるだろうか?”が挙げられている。変異の早いレトロウイルスにはワクチンが作れない。貧困国では遅効性のエイズより深刻な病気が多々あり支給した治療薬売ってしまう…ガン克服とか遺伝子治療とか自然淘汰に抵抗しようとすると新たに様々な困難が発生する。経済的にも…/太陽ニュートリノ問題は、予想通りNに質量があり「振動」と判断らしい2020/12/09
★★★★★
2
最近まわりがANTとかSTSとか言うので、科学をめぐる言説にも少しずつ関心を持つようになってきました。10年以上前の本ですが、トーシロのわたくしには面白かった。でもやっぱり、STSよりSTS9のほうが好きです。2011/04/28