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目次
1 動かないはずの手が動いた
2 自分のからだが動かせるためには
3 姿勢が人の心をつちかう
4 動作法の展開
5 心理治療としての動作法
6 今後の発展
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
23
ゾーンともまた、異なるのだろうか。いずれにしても、自分の行く手を塞ぐのは自分ということだ。リラックスは、むずかしいが、核心に迫ることだ。2023/06/18
riviere(りびえーる)
11
心理療法の一つである動作法を、人間の姿勢を切り口に一般の人向けに解説しています。もともとは脳性マヒの方への訓練法ですが、心理療法として展開しました。その過程と本質を創始者自らが書いています。心と体はつながっており、動作法でいちばん大事なことは、周りから見て動いているか、力が抜けているかどうかではなくて自分が主体的に動かしているか、力が抜けたと感じているかということです(主動感)。昨年動作法の研修会に行って、自分の体についても主動感を意識するようになりました。力を抜いているようで皆さん抜けていませんでした。2018/04/05
魚京童!
9
健常者向けの本ではありません。2014/01/14
まさや
6
習慣的な緊張が生活上の様々な健康の問題として起き上がってくることがあるそうです。緊張に気づき緩めていくことがリラックスのコツのようですね。2022/01/26
ANUNYAPHUM
3
心理治療に動作法をとりいれるところの考察が勉強になった。 この本が書かれた以降、どのように成瀬先生の研究が発展したのか読んでみたい。 具体的な動作は、付録がついているのでそちらを参考に筋肉の弛め方が実践出来た。2012/05/30