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内容説明
体内に病原菌が侵入すると、植物は細胞の中にファイトアレキシンという毒を作って、病原菌を迎え撃ちます。病原菌の表面の構成を感じとり、無害な微生物か病原菌かを判断し、ファイトアレキシンを作るのです。一見単純そうな植物も、私たちエンジニアがそのメカニズムを細かく観察すると、巧妙さと合理性に驚かされます。二一世紀を迎えようとしている今、植物のそのソフトなパワーは、私たちバイオエンジニアが目指す次世代マシーンの究極の姿なのです。
目次
第1部 植物が生きるための機能と構造(植物の基本部品;茎は植物の支え;葉は受光装置;根は足、それとも口?;花は植物の顔?)
第2部 戦う植物の機能と構造(厳しい環境に適応する能力;外敵から身を守る)
第3部 水の中で生活するもうひとつの植物(藻類の生活環境と構造;特殊な環境に適応する藻類)
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