出版社内容情報
面接回数を明示した上でカウンセリングで扱う問題を的確に捉え、来談者の前向きな対処をひきだすことができる援助。かぎりある人生の時間を有効に使うという視点から、面接回数を最初に明示したうえでカウンセリングで扱う問題を的確にとらえ、来談者の前向きな対処をひきだす援助のしかた。
第1章 時間制限カウンセリング入門
第2章 時間制限カウンセリングの系譜
第3章 時間制限カウンセリングの統合的理論
第4章 時間制限カウンセリングの技法
第5章 時間制限カウンセリングの実際:事例考察
上地 安昭[ウエチ ヤスアキ]
著・文・その他
内容説明
クライエントの利益を最大限に優先する面接技法。かぎりある人生の時間を有効に使うという視点からカウンセリングで扱う問題を的確にとらえ、来談者の前向きな姿勢をひきだすことができる援助のしかた。
目次
第1章 時間制限カウンセリング入門(時間制限カウンセリングとは;時間制限カウンセリングの台頭とその背景 ほか)
第2章 時間制限カウンセリングの系譜(短期力動精神療法の面接時間(期間)の短縮化
カール・ロジャーズのカウンセリングにおける時間制限の条件 ほか)
第3章 時間制限カウンセリングの統合的理論(統合的カウンセリングの基本;精神力動的アプローチ ほか)
第4章 時間制限カウンセリングの技法(時間制限カウンセリングの基本技法;クライエント選択の基準 ほか)
第5章 時間制限カウンセリングの実際事例考察(青年期の分離不安と抑うつ症状を解消した事例;精神病不安と心身症を克服した青年期クライエントの事例)
著者等紹介
上地安昭[ウエチヤスアキ]
兵庫教育大学名誉教授、神戸カウンセリング教育研究所代表、認定スーパーバイザー、臨床心理士。1969年広島大学大学院教育学研究科後期博士課程単位取得退学(教育学博士)。広島大学教育学部助手、同大学保健管理センター講師・助教授、兵庫教育大学助教授、同大学教授(臨床心理学専任)、武庫川女子大学教授を歴任。その間に1997年から兵庫教育大学附属中学校長(3年間)、1998年から兵庫県立教育研修所・心の教育総合センター所長(8年間)、2001年から兵庫教育大学附属発達心理臨床研究センター長(2年間)を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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