ブルーバックス 格闘技「奥義」の科学―わざの真髄

吉福 康郎【著】

講談社（1995/08発売）

• サイズ 新書判／ページ数 219,／高さ 18cm
• 商品コード 9784062570831
• NDC分類 788
• Cコード C0240

内容説明

神秘的に見える「奥義」も、実は力学的に高度な合理性にもとづいたわざであることを、本書は明らかにする。

目次

第１章　突きと蹴りの奥義
第２章　投げの奥義
第３章　あたりの奥義
第４章　押しと突っ張りの奥義
第５章　デモンストレーションの奥義
第６章　受けの奥義
第７章　組み手の奥義
終章　最強格闘技は存在するか？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[榊原 香織]

中国拳法のこともちょこっと書いてある（寸勁とか）　そんなものかん、というところとちょっと違うかな、というところと。　グレイシー柔術盛んな頃のだから、最強の格闘技は何か、という章で、それと相撲が出てる。アルティメット（禁じてなし）の選手の戦い、世界大会で見たことあるけど、普通の中国拳法の選手をなぶり殺し、という感じだった。

2021/05/25

[ヘイホー]

武術を数値にして、奥義を解説・・・・・・とはいうものの扱う情報は限定された可動範囲のもの。なるほど！と思う反面実際は違うんちゃうのん？という疑いが晴れない。なんだか消化不良

2013/08/05

[デコボコ]

確かに、相撲（というか力士）が最強…

2017/09/02

[文章で飯を食う]

異種格闘技の相性とか、面白かった。力士の意外な強さに驚く。確かにボクシングのパンチで、幕内力士は倒れないだろうし、組み付かれたらやられそうだ。力学の部分も面白かった。

2012/05/25

[よう]

なるほど、やっぱりちゃんと物理学なんだなぁ、という感じ。攻撃は、自身や環境から得た運動量を効率よく相手に伝えること。防御は与えられた運動量をうまく逃す方法ってことかな。

2013/08/17