講談社+α文庫<br> セメントマッチ―東京デンジャラス・ボーイ〈1〉

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講談社+α文庫
セメントマッチ―東京デンジャラス・ボーイ〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062569330
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

オリンピック柔道金メダリストの井上大樹は、日本プロレス界最大のメジャー団体AWAに入門する。「プロレスはショーである」ことを知らされ、疑問と困惑の念を抱えたままアメリカ武者修行に発つが、思いもよらぬ事件に遭遇する。そして井上には、AWA社長にしてトップスターの犬神真道と血塗られた壮絶な因縁があった―。レスラー、マッチメイカー、レフェリー、プロモーター…人間模様とともに内幕を知る者だけが書ける初の新感覚プロレス小説。

著者等紹介

ミスター高橋[ミスタータカハシ]
1941年、神奈川県横浜市に生まれる。柔道三段。パワーリフティング・ヘビー級初代日本選手権者。プロレスラーとしてもアジア各地を転戦する。1972年、レフェリー兼外国人レスラー担当として、草創期の新日本プロレスに入団。以来25年余にわたりメインレフェリーとしてアントニオ猪木らの試合を2万試合以上裁き、一時期はマッチメイカー、審判部長も務める。1998年、現役レフェリーを引退
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュンジュン

3
ゼロ年代は、プロレスが衰退し総合格闘技(プライド)が隆盛を誇った時代。その頃に刊行された本書は如実に当時を反映している。プロレスに甚大な影響を与えた暴露本を出した著者だけに、舞台の裏側を覗けて面白いが、小説としてはどうだろう?プロの書き手ではない者に、完成度を求めるのはちと酷か。2018/04/06

kenkou51

1
プロレスの作り方を小説というストーリー形式にして書いてある。ちまたで言われているほど酷い小説ではないと思う。小説というフィクションという形にしてプロレスの舞台裏を描いているので、なかなか興味深く読めました。ただ純粋な小説としてみると伏線も何もないので微妙な感じは否めない。全3巻の1巻目。2015/10/04

南註亭

1
やっぱりつまらなかった。つまらなかったのに再読したのは、完全に忘れていたから(苦笑)。作品を書く必然性がまったく見えてこないのは致命的。餓狼伝+バキ÷743ていどの評価しかつけられない。ミスター高橋の本は暴露モノもそれほどおもしろくなかった。2012/05/03

Tomomi Yazaki

0
A級 ヤラセがあるかも知れないが、本当に闘っていると思って観ていたプロレスが、実は全てヤラセだったことを知ってから、プロレス観戦していない。主人公もそんなプロレスを信じて入団し、地獄の特訓と闘いを生き抜きデビューしようとしたその日、すべて八百長だと告げられた。だが、そんなプロレスの中に、一筋の光が見えた。 もうプロレスは見ないが、この本は確かに、面白い。

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