内容説明
「君は僕のミューズだ」妻として、モデルとして、画家クロード・モネと共に歩んだカミーユ。彼女の目に映る、「印象派」誕生の軌跡とは。
著者等紹介
松井亜樹[マツイアキ]
東京外国語大学卒業。日本IBM勤務などを経て結婚。17年間、専業主婦として3児を育てる。女性向け情報紙ライターとして社会復帰し、書く楽しさに目覚める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てらこ
1
印象派の巨匠、クロード・モネの妻カミーユの生涯にスポットライトを当てた一冊。カミーユについて残る記録はほとんどなく、カミーユをモデルに描かれた絵と、資料をもとに、史実とフィクションを織り交ぜて物語は進みます。モネとモネの絵を愛したカミーユの、女性としての苦悩に感情移入しすぎて終盤は号泣でした。今まで絵を見ても「キレイだなー」と思うだけでしたが、見方が変わりそう。美術館に行きたくなりました。2019/01/20
maibebi
0
本屋さんで表紙に惹かれて手にとった本。どこまでがフィクションなのかわからないけど、モネの妻を中心に、モネや関わりのあった著名な芸術家たちの人生が描かれている。2020/05/10