内容説明
いま、日本で何が起こっているのか―この疑問を“ミスター官邸”江田けんじが誰よりもわかりやすく紐解く「現代社会の基礎知識」入門書！小泉首相が誕生して以来、激動の１３６５日をくまなくインサイド・レポート。北朝鮮拉致事件、自衛隊のイラク派遣から、真紀子＆宗男騒動まで、元首相秘書官だけが知り得る“小泉劇場の舞台裏”を赤裸々に綴る。就職面接や得意先との政治談義も、この一冊さえ読んでおけば大丈夫。
目次
その１ 小泉「構造改革」って何？（「年金」と「道路公団」改革；小泉政治の正体とは；日本の未来は大丈夫か）
その２ 北朝鮮の「拉致問題」は解決するの？
その３ イラク戦争や自衛隊派遣は正しかったの？（「９・１１テロ」日本は何をしたか；イラク戦争の正当性はどこに；自衛隊派遣に原理原則はあるのか；試される危機管理能力）
その４ 永田町・霞が関は特別の世界？（政官界の懲りない面々；真紀子さんとムネオ君；場外乱闘だ！）
その５ この国の政治の行く末は？（消えゆく小泉マジックの神通力；ダッチロールする民主党；政界再編の行方）
著者等紹介
江田けんじ［エダケンジ］
桐蔭横浜大学法学部教授。日本環境財団理事。前衆議院議員。１９５６年、岡山県に生まれる。７９年、東京大学法学部卒業後、当時の通商産業省入省。ハーバード大学留学、通産省経済協力室長などを経て、９４年、村山内閣発足にともない橋本通産大臣の事務秘書官に就任。９６年、橋本内閣発足にともない政治・行政改革担当の首相秘書官に就任。官邸機能の強化、中央省庁再編、大銀行の合併促進などに奔走する。９８年、橋本内閣総辞職と同時に退官。以後、執筆活動を行う。２００２年に衆議院議員に初当選
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