出版社内容情報
大学病院に勤務するスタンダード・プードルのモリス。モリスが寄り添うことで、患者さんたちの治療に効果が出ているのです。
ハンドラーさんと一緒に、今日も元気に出勤です!
「動物介在療法」は、医師・看護師たちの計画のもとで、患者の治療やリハビリに動物を介在させるという補助医療行為。不安を解消し、治療やリハビリに前向きにさせるなど、治療に結びつく成果が報告されています。
モリスは、日本介助犬協会から貸与された2代目の勤務犬。
『ずっとずっと、ともだちだよ… 病院勤務犬・ミカの物語』に登場する初代のミカのあとを継ぎ、活躍しています。
この取り組みの様子を長く取材し、愛らしいミカとモリスに夢中になった著者によって、低学年児童向けのノンフィクション絵童話として刊行。モリスの生活と活躍を描きます。
巻末には実際の写真も掲載。
内容説明
モリスのおしごとは、かんじゃさんたちのふあんをやわらげたり、ちりょうにまえむきな気もちにさせたりすることです。この本は、モリスとであったふたりのかんじゃさんのおはなしや、おうちでのモリスのようすをえがいたノンフィクション―“ほんとうにあったおはなし”です。
著者等紹介
若月としこ[ワカツキトシコ]
岩手県出身。ひつじ年生まれ。「旅猫物語」シリーズ(全3巻・岩崎書店)でデビュー。日本児童文学者協会会員
八木橋麗代[ヤギハシカズヨ]
東京都出身。たつ年生まれ。大妻女子大学家政学部児童学科卒業。子どものころから絵を描くことが大好きで、イラストレーターになる。絵本、児童書、学習教材、教科書の挿絵など、おもに子ども文化の分野で活躍。色鉛筆を使って描いている。イラストレーターズ通信会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。