内容説明
砂漠を行く隊商、岩山にひそむ宝物の国…。アラビアンナイトの世界からイスラム、ヒンドゥー、仏教の壮麗な宗教建築、そして目を見はる自然の奇観!西アジア、中央アジア、インド亜大陸のエキゾチシズム溢れる文明の故郷を訪ねる一冊。
目次
第1章 巨大帝国の夢の跡(ペルセポリス(イラン・イスラム共和国)―多民族の文化を融合させたアケメネス朝ペルシア第五の都市
ペトラ(ヨルダン・ハシミテ王国)―敵の侵入に備え、岩山に築かれたナバテア王国の首都 ほか)
第2章 東西交流の接点となった国際都市(イスタンブールの歴史地区(トルコ共和国)―アジアとヨーロッパの境界にある政治・経済・文化・軍事の要衝
古代都市アレッポ(シリア・アラブ共和国)―世界最長のスーク(市場)をもつイスラム教の古都 ほか)
第3章 人々を引きつける聖地の磁力(エルサレムの旧市街とその城壁(ヨルダンによる申請遺産)―三つの宗教と多くの民族に翻弄される聖地
古代都市ダマスカス(シリア・アラブ共和国)―史上初のイスラム王朝が残した荘厳なモスク ほか)
第4章 豊かな自然のおりなす奇観(ヒエラポリス‐パムッカレ(トルコ共和国)―温泉がつくりあげた石灰棚と古代都市ヒエラポリス
ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群(トルコ共和国)―キノコ形の奇岩に穿たれたキリスト教徒の隠れ聖堂 ほか)
著者等紹介
水村光男[ミズムラミツオ]
1940年、東京都に生まれる。東京教育大学文学部史学科を卒業し、同大学院博士課程修了(東洋史学専攻)。東京都立日比谷高等学校教諭を経て攻玉社高校教諭・関東学院大学講師(非常勤)
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