内容説明
響きの余韻に運ばれて…。音楽を聴くということ。作品と演奏をめぐるレコード論集成。
目次
在りし日の巨匠たち―ウィーン1960年代の思い出
フルトヴェングラーとベートーヴェン
カール・ベームのベートーヴェン
カール・ベーム頌―ひとつの「フィルハーモニカーの詩」
1枚のモーツァルト
ウィーン・フィルとバーンスタイン
バーンスタインのブラームス
カラヤンのワーグナーは天才だ
サヴァリッシュ―その音楽的人柄
日本のサヴァリッシュ―60歳の回顧
1枚のブルックナー
ブレンデルとポリーニ
アラウの演奏芸術―シューベルトとドビュッシー
グルダのバッハ
グールド、1枚のベートーヴェン
純度の高い心からの演奏―シューマン室内楽全集
F=ディースカウの記念碑的アンソロジー
マティスの「シューマン歌曲集」によせて
レヴァインのシューマン―もうひとつの交響曲全集
シューマンのメルヘン―《バラの巡礼》新録音によせて
シューベルト《第七》の新盤によせて
若きシューベルト―スタイルへの感覚
シューベルトの宗教曲の世界