内容説明
雪印食品事件を皮切りに食品のラベル表示虚偽が次々と発覚。スーパーなどで売られている食品には不信感が募るばかり。JAS法の規定など無視する販売者や業者に対抗して消費者が安全な食生活を送るためには、自衛手段を講じるほかに手はない。雰囲気に惑わされず、安心して買える店や食品の見分け方を分野別にアドバイス。
目次
文庫版序章 やっぱりウソだらけだった!
第1章 畜産物の表示の正体を見抜け
第2章 思い込みと噂に踊らされる野菜
第3章 本当は冷凍だらけの水産物
第4章 産地の偽装を見破れ
第5章 売らんがためのネーミング
第6章 表示のカラクリ
第7章 安全な食品はどこにある
著者等紹介
垣田達哉[カキタタツヤ]
1953年、岐阜県に生まれる。消費者問題研究所代表。慶応義塾大学商学部卒業後、テック電子(現・東芝テック)など流通関連会社にて、添加物表示・衣料品表示・バーコードシステム商品などの企画開発を担当。1991年の添加物表示大改正時にはテック電子の担当責任者として、また2000年4月の「新JAS法」施行時には消費者問題研究の第一人者として活躍する
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