内容説明
田中角栄元首相は、自派の流れを汲む勢力から5人の総理大臣を誕生させ、そのほか多士済々の政治家を輩出させている。強烈な政治力、指導力を発揮する一方で、「人材育成の名手」でもあった。21世紀を迎え、企業などの組織も大きな変革を迫られ、どれだけの人材を抱えるかが生き残りを決める要諦となる。この人材の時代にこそ、「田中流」の極意を徹底検証し、いまなお人を魅了してやまないカリスマの術を盗み学ぶ。
目次
第1章 「不倒」の統率力
第2章 「調整名人」を育てる
第3章 上に立つ人、立てない人
第4章 だから人がついてくる!
第5章 「凄い奴」の発想に学ぶ
著者等紹介
小林吉弥[コバヤシキチヤ]
政治評論家。1941年8月26日、東京都に生まれる。早稲田大学第一商学部を卒業。永田町取材歴三十余年を通じて抜群の確度を誇る政局分析や選挙分析、歴代実力政治家を叩き台にした指導者論・組織論への評価は高い。講演、執筆、テレビ出演など多岐にわたって活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。