リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 電子版あり

リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月28日 01時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 194p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062210805
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報



こまつ あやこ[コマツ アヤコ]
著・文・その他

内容説明

マレーシアからの帰国子女、沙弥は、日本の中学に順応しようと四苦八苦。ある日、延滞本の督促をしてまわる有名な三年生の「督促女王」から図書室に呼び出され、いっしょに「ギンコウ」に行くことに。それは「銀行」ではなく、短歌の「吟行」のことだった。短歌なんて詠んだことのない沙弥は戸惑うが、でたらめにマレーシア語を織り交ぜた短歌を詠んでみると…。第58回講談社児童文学新人賞受賞作!

著者等紹介

こまつあやこ[コマツアヤコ]
1985年生まれ。清泉女子大学文学部日本語日本文学科卒業後、学校や公共図書館の司書として勤務。2017年「リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ」で第五十八回講談社児童文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

113
呪文のような不思議なタイトル。これはマレーシアの言葉だった。マレーシアからの帰国子女沙弥が短歌と出会う物語。同世代の中だけでごちゃごちゃと悩む話ではないところがいい。短歌を通じて拡がる世界。大人には大人の思いがある。本に埋もれているからといってそこで完結しているわけでない。爽やかで可愛らしい物語だった。2019/09/20

mocha

99
爽やかな読後感。マレーシアからの帰国子女サヤは、空気を読んで目立たないように、クラスに受入れられるようにと気を使っていたのだが・・。さやの作るマレーシア語混じりの短歌がとても楽しい。人種も宗教も多様な国のおおらかさに学ぶところがたくさんある。日本ってどんどん窮屈になってる?2019/03/03

☆よいこ

86
YA。短歌×マレーシア語▽中学2年の9月にマレーシアから帰国した花岡沙弥は帰国子女として注目されたくなくて、どこか緊張した学校生活をおくっていた。ところが図書館の本の督促状を持ってきた佐藤先輩に見込まれ、一緒に吟行(ぎんこう)にいくことになる。想いを短歌にのせて、素直な気持ちを綴っていく▽五七五七七をマレーシア五で言うと「リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ」▽爽やか。良本2022/09/17

ずっきん

82
とにかく目立たぬようにと、縮こまってるマレーシアからの帰国子女沙耶。短歌との出会いと共に自分を開放していくさまが、優しく包み込むように、ちょっとスパイスも効かせて綴られていく。彼女たちが詠む短歌が楽しい。間と余白、奥行きがまるでひとつの小説のよう。児童書寄りのYAかな。その制約がある中で、伝えたいことを盛りだくさんに伝えきっている良書。巧いなー。2020/07/18

seacalf

78
何やら呪文のようなタイトルだが、訳を知ればすぐさま覚えられる言葉になるから不思議。それにしても今の中学生達はこんな世知辛い環境で生きなくちゃいけないのかしらん。自分の時はもう少しのほほんとしていたような。マレーシアからの帰国子女、短歌、忘れられぬ思い出の男の子、ハラルやお祈りなどイスラムの文化、こうした小道具やひねりを効かせた展開で上手いことまとめている。小学生くらいの読者を意識しているせいか、主人公の女の子の感情表現にたじたじ。年頃の子が読んだら違和感ないのかなあ。やはり児童文学とYAってちょっと違う。2019/10/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12820583
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品