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  • サイズ 46判/ページ数 413p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062210706
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

父が残した最後の希望。その真意がわかるとき、「平成」が終わる。父・兄・弟。世代ごとに異なる仕事の形と家族の絆。父が残した最後の希望。
その真意がわかるとき、「平成」が終わる。

スポーツ紙で働く記者・笠間に、販売部への辞令が下った。
記者職への断ち切れない思いを抱えながらも、それまでの人脈を活かし、販売部でも存在感を発揮し始める。
だが会社の根幹を揺るがす事件を解決した矢先、悲劇が彼を襲うーー。
一方、新聞社で忙しく働く父との関係に悩む長男の翔馬と次男の翼。
彼らの人生もまた、大きな岐路に立たされる。

ーー不器用でもいい。厳しくてもいい。仕事をしている父の背中がどんな言葉よりも雄弁だーー
父・兄・弟。世代ごとに異なる仕事の形と家族の絆。
取り残されるな、あらがうなーー。変化ばかりが、正義じゃない。

本城 雅人[ホンジョウ マサト]
著・文・その他

内容説明

スポーツ紙で働く記者・笠間に、販売部への辞令が下った。記者職への断ち切れない思いを抱えながらも、それまでの人脈を活かし、販売部でも存在感を発揮し始める。だが会社の根幹を揺るがす事件を解決した矢先、悲劇が彼を襲う―。一方、新聞社で忙しく働く父との関係に悩む長男の翔馬と次男の翼。彼らの人生もまた、大きな岐路に立たされる。

著者等紹介

本城雅人[ホンジョウマサト]
1965年神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、産経新聞浦和総局を経て、その後サンケイスポーツで記者として活躍。退職後、2009年、『ノーバディノウズ』が第16回松本清張賞候補となり、デビュー。同作で第1回サムライジャパン野球文学賞を受賞。2017年、『ミッドナイト・ジャーナル』で第38回吉川英治文学新人賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

334
スポーツ新聞社のスクープ合戦など、内幕ものドラマ。著者が記者出身だけあって、休刊日に発行する新聞社の利ザヤの大きさなど、アルアル・ネタが随所にあった。しかし、プロ野球の監督人事、トレード話に多くのページが割かれ、興味がない身にとっては、読み飛ばすしかなかった。電車内で新聞を読む人が、めっきり減ったのは、地下鉄サリン事件以来、という指摘は面白かった。駅構内などから完全にごみ箱が撤去され、「読んだら捨てる」スポーツ紙を買わなくなった。ある意味、「真実」だろう。2024/07/21

いつでも母さん

188
これはスポーツ新聞に纏わる物語。新聞は記者だけで成り立っている訳では無いことを気付かされる。その中で自分がどう振る舞うか。一本筋の通った男たちの話。そして父子の、家族の話でもある。自分の傍に出来るヤツがいたら・・出来た父がいたら・・出来る兄がいたら・・どの話も良い。エピローグまで読ませる。同業他社や販売店、担当する選手との関わり方も含め面白く一気に読んだ。キーは伊場さん。良い漢だったのね~!2018/11/20

ダイ@2019.11.2~一時休止

90
連作短編集。スポーツ紙を舞台に父から兄、兄から弟へ主人公が変わっていきます。最後には〇〇がいいところをもっていきますなぁ。2018/11/21

ゆみねこ

87
スポーツ紙の記者・笠間哲治と二人の息子たち。他紙とのスクープ争い、社内の人間関係。卑劣な行為をする輩に怒りを覚えたり。父・兄のパートは読みにくくて時間がかかりましたが、弟・翼のパートからは面白くて一気に読めました。2018/12/11

75
それぞれスポーツ新聞社で働く父と二人の息子たちの姿を描いた物語。昭和から平成へと移り変わる時代の中で、父から息子たちへとしっかり受け継がれた矜持。決して派手な物語ではないけれど、父、兄、弟、それぞれが時に悩み、躓き、葛藤しながらも、自分らしく、一本筋の通った仕事をしていく姿には胸が熱くなる。人間として当たり前の大切なことを忘れないということは、仕事をする上でも大切なのだと改めて教わった。また、脇役たちの存在も効いていて、特に、父の同期の伊場の存在感といったら。仕事小説としても、家族小説としても面白かった。2019/01/17

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