出版社内容情報
名子役出身、芸能人として一世を風靡し、市民運動派の国会議員として大活躍した中山千夏が今だから語れること。三部作完結編!かつて、私は国会議員だった……。
市川房枝、青島幸男、鳩山威一郎、宮田輝に続き第5位、161万9629の票を得て第12回参議院選挙(全国区)で最年少参議院議員となった元名子役・人気タレントの彼女が見たものとは? それから40年かけてわかったこと、これから市民運動のこと、この国のこと。
子役時代『蝶々にエノケン』、TVタレント時代『芸能人の帽子』に続く「自分語り」三部作完結編!
1980年の夏、あるTVタレントが参議院選挙に立候補した。……そのTVタレントが私だ。31歳だった。得票数は約162万余と報道された。
……以来、時々考えている。その162万という、気が遠くなるような数のひとびとについて。……この162万人に対して、私は責任を感じているらしい。……「市民の政治参加」が大切だと説き、中山千夏に投票しようと誘い、投票してくださいとお願いした。だから私は、投票した162万人に対して責任を感じるのだろう。
……人生、総括の季節がきて、やっとその責任が果たせそうな気がしてきた。それで書いている。162万人に対する報告書を。 ――本書より
回顧録にしないために/国家なるもの/個人主義でいく/もう立候補しない理由/参議院議員のこと/どうして出馬したのか/生き方を決めたウーマンリブ/新宿ホーキ星/政治の必要を知る/政治は『話の特集』から/狭間組/革新自由連合/初めての選挙戦/学びの革自連/立候補/院内会派/無党派結束の失敗/三度めの選挙/最後の選挙/総括/それからこれから/潜伏の日々/反戦パレード/おんな組いのち/原子力いいんかい?@伊東/市民運動でいく/地域重視でいく/非武装でいく/全体主義のこと/美しい言葉のこと/象徴のこと/国民のこと/民族のこと/それはそれとする(目次より)
中山 千夏[ナカヤマ チナツ]
著・文・その他
内容説明
市川房枝、青島幸男、鳩山威一郎、宮田輝に続き第5位、161万9629の票を得て第12回参議院選挙(全国区)で最年少参議院議員となった元名子役・人気タレントの彼女が見たものとは?子役時代『蝶々にエノケン』、TVタレント時代『芸能人の帽子』に続く「自分語り」三部作完結編!
目次
第1章 個と社会(回顧録にしないために;ひとに個性あり;国家に迫られて ほか)
第2章 参議院議員のこと(政治という言葉;どうして出馬したのか;時代に乗って ほか)
第3章 それからこれから(社会人の文体・個人の文体;潜伏の日々;余計なことをする ほか)
あとがきとしてのインタビュー―矢崎泰久vs.中山千夏
著者等紹介
中山千夏[ナカヤマチナツ]
作家。1948年生まれ。八歳でデビュー、「名子役」として有名に。1970年代には、俳優、司会者、声優、歌手としてテレビで活躍、世に「チナチスト」を生みだした。作詞も数多く、文筆でも『子役の時間』ほかで直木賞候補になるなどして、その多才が広く知られた。また女性解放運動や人権の社会運動家としても著名。1980年から参議院議員を一期務めた。現在は著作に専念。六十余冊にのぼる著書は、創作とノンフィクション、テーマは女性、人権、古代史と多岐にわたる。近著に「日本絵本賞」受賞の『どんなかんじかなあ』(自由国民社)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。